清水良太郎の転落は家庭環境にあり?親に甘えた”二世タレント”の過保護さ (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■親の七光りがもたらした悲劇

 良太郎容疑者に対し、様々な批判の声が挙がっているが、今回の事件は代表的な二世タレントの転落例だという声もある。

「良太郎容疑者はそもそも、芸能界に入る前から普段の素行が悪かったようです。そのため、良太郎容疑者の兄が社長を務め、親である清水アキラが所属する、家族経営のプロダクションに入れ、芸能界を通じて更生できればとタレント活動をさせていたようです。良太郎容疑者が活動を初めていきなり、大河ドラマの『功名が辻』(NHK)やフジテレビのモノマネ番組などにすんなり出演が決まりましたが、これは完全に父の清水アキラによる人脈。初めから終わりまで、これまで転落していった二世タレントによくある例ですね。タレントとしても俳優としても、良太郎容疑者の実質的な業界評価は“親の七光り”だともっぱらだったようですが」(芸能関係者)

 闇カジノ騒動で謹慎したものの、たった4ヶ月で復帰した良太郎容疑者だが、それもこれまで培ってきた親の人脈によるものなのかもしれない。

 親としての愛情が逆に仇となって返ってきたような今回の事件だが、出所後は清水アキラに喜びの涙を流させるような息子になってもらいたいものだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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