ドキュメンタリーと社会を面白くつなぎ直す!上映×登壇フェス『ドキュ・メメント』 (2/4ページ)
耳の聴こえない写真家が音楽を探求する物語、
ISテロリストの母たちの悲哀、
『リアル北斗の拳』と言われるコンゴ・プロレスの世界に潜入取材…
どの作品も生々しい事実と作家の情熱で支えられています。
登壇者はドキュメンタリストだけではありません。
日本の労働をリアルな言葉で綴るビジネスマンラッパー、
「政治家になりたい」と夢見るプロギャンブラー、
アフリカに”初めての映画体験”を届ける主婦、
様々な表現者が ”私のドキュメンタリー” をぶちまけることで、
いくつものテーマが交わり、次の社会の縮図が現れます。
人生のとらえ方を変えるドキュメンタリー
『ドキュ・メメント』は次の時代を担うドキュメンタリー作家たちの野心的な映画を上映します。
障害をさらけ出すレスラーたちの生き様をヒース・カズンス監督が描いた『DOGLEGS』、西成のドヤ街を激しく描写し上映自体が社会問題となった太田信吾監督の『解放区』や、戦争の予感が迫る中、ミュージシャン七尾旅人が未来の兵士に扮して行った伝説のライブを記録した河合宏樹監督『兵士A』。女性問題で目玉をくりぬかれた内モンゴルの芸人の生き様を追った徐童監督の『えぐられた目玉』。世界を放浪するドキュメンタリストが出会った『日本未公開の最先端ショート・ドキュメンタリー5選』、20代前半の監督たちが鮮烈に描く”家族とコミュニティ”…青柳拓監督『ひいくんのあるく町』加納土監督『沈没家族』など、価値観を揺さぶる上映作品を公開します。
徒歩10分圏内、普通の町中が『ドキュ・メメント』の舞台。
寺や古民家・カフェや赤提灯、日常的な風景に一歩踏み入れると、そこは物語が生まれる熱気に満ちた現場と化していることでしょう。
【WEBサイト】
登壇の内容や、上映作品がチェックできる360°WEBサイト。チケットやアクセスなど全情報はこちらから。