天才テリー伊藤対談「槙原寛己」(3)メジャーの日本人選手はパッとせず (2/2ページ)
テリー 具体的には、どういうところが?
槙原 僕らの頃のメジャーの年俸って、例えば、僕らが1億~2億だったとしたら、向こうのトップクラスで6億だったんですけど、今は10倍くらいありますからね。あと、アメリカで活躍するっていうことは、イコール「日本代表」みたいな感じになるじゃないですか。やっぱり、夢があると思いますね。
テリー ちなみに、今季の日本人メジャーリーガーはいかがでしたか?
槙原 何か全体的にパッとしない感じでしたね。まあ、マー君(田中将大)も日本ではホームラン打たれることなんてほとんどなかったピッチャーですけど、ポストシーズンに近づいて12勝まで上げてきたなと思ったところで、12敗ですからね。
テリー そうなんですよ。これ、ちょっと後年の松坂(大輔)に近いですよね。
槙原 ダルビッシュ(有)も10勝はしましたけど、よく打たれていますよね。確かに、術後のほうが球にスピードはありますけど。
テリー それは慎重に投げているからですか?
槙原 いや、たぶんその間に他の部分のトレーニングをしていたんでしょう。だから手術で不安がなくなった分、パワーアップしているんですよ。でも、それだけ雑になっているから、防御率がよくない。見ていると、けっこう簡単に点を取られているんですよ。だから、よかったのはイチローぐらいじゃないですか。とはいえ、今は代打で出ているぐらいですけどね。