ショートバージョンのセックスがあってもええじゃないか!

恋学

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ラブホテルのショートタイム利用枠がバリエーション豊かになってきているように感じます。ひと昔前までショートタイムといえば「3時間でいくら」という料金設定でした。最近は80分とか100分の利用枠を設けているラブホテルも増えています。ということは、セックス自体のショート化も進んでいるのでしょうか?

ショートセックス=手抜き……ではない!

この記事では、ラブホのショートタイム枠について語りたいわけではございません。フォーカスしたいのはショートバージョンのセックスについて。先に結論を書くと、ショートセックスがイコール手抜きではないということ。

お付き合いが3ヶ月も続くと、「カレのセックスが手抜きになった!」という不満が生じやすいように見受けられます。丁寧な愛撫だとか、濃密なオーラルプレイだとか、行為後のピロートークだとか……諸々の過程が短縮されているような気がすると。確かにその通りなのでしょう。ですが、短縮現象をネガティブに捉える必要はありません。これまた結論を先に書きますが、ショートセックスはイコール愛情がないわけではないのです。

ショートバージョンのセックスがあってもええじゃないか!

「新鮮さ」が沈静化するのは避けられない自然の摂理

付き合い始めの、時間と手間ひまをかけたロングセックスが、ショートセックスになる理由は何なのでしょうか? それは、関係性の安定によるものです。お付き合い序盤の頃は、カラダ自体だったり、愛撫に対する反応だったり、性感帯の位置だったり……もう何もかもが新鮮です。新鮮さが、回数を重ねるにつれ、沈静化するのは当たり前のこと。

また、こんなふうにも考えられます。デートのたびにフレンチのフルコースを食べるカップルはいないですよね。居酒屋さんのヤキトリだったり、家で鍋をしたり、ときにはコンビニのお総菜をテイクアウトしたり……そういったカジュアルな関係性のほうが気楽で、居心地が良かったりするものです。セックスも同じですよ。

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ショートセックスのメリットとは?

ショートセックスは悪くない……というか、むしろメリットすらあるんです。「セックスをするということ」に対するハードルが、グンと下がります。セックスがしたい・カノジョを抱きたいと思っても、懇切丁寧な前戯・濃密なオーラルプレイ・体位チェンジは何回以上・そして後戯……のような義務感があると、面倒になってくるもの。そうではなくショートセックスもウェルカムなカノジョなら、セックスを求めやすいのが男心。気軽なノリでセックスできる関係性は、セックスレス予防にも繋がります。

たとえば出勤前のモーニングセックス。寝起きだからキスができない、キスができないと愛が感じられないという理由で断るのはもったいないです。お泊まりできない平日デートの、ラブホショートタイム利用も然り。ロングセックスだろうとショートセックスだろうと、セックスはセックスです。ロングでもショートでも、1セックスごとに関係性が安定していくと捉えましょう。

Written by 菊池美佳子

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