ポータブルスキルとは? 新入社員も知っておきたいキャリアのこと (2/3ページ)

フレッシャーズ

●課題を明らかにする
・現状の把握……課題設定に先立つ情報収集の方法や内容、情報分析など
・課題の設定方法……設定する課題の内容(会社全体、事業・商品、組織、仕事の進め方の課題)

●計画を立てる
・計画の立て方……計画の期間、関係者・調整事項の多さ、前例の有無など

●実行する
・実際の課題遂行……本人の役割、スケジュール管理、関係者、柔軟な対応の必要性、障害の多さ、成果へのプレッシャーなど
・状況への対応……柔軟な対応の必要性、予測のしやすさなど

また「人との関わり方」も大きく3つに分類されており、こちらも「職務遂行上、特に重要であるもの」が挙げられています。

●社内対応(上司・経営層)
……指示に従う必要性、提案を求められる程度、社内での役割期待など
●社外対応(顧客・パートナー)
……顧客、取引先、対象者の数、関係の継続期間、関係構築の難易度など
●部下マネジメント(評価や指導)
……部下の人数、評価の難しさ、指導・育成が必要なポイントなど

上記の要素は、どれも仕事をする上では必要不可欠なもの。より高いスキルがあれば、仕事もスムーズに行えますし、企業にとっては何物にも替え難い人材です。

■ポータブルスキルを磨くには「意識すること」が大事

どんな仕事でも役に立つポータブルスキル。就活はもちろん、転職する際にも重要になります。できれば新入社員のうちから磨いておきたいところです。そのためには、ポータブルスキルを構成する要素を常に意識して取り組むことが大事です。

例えば課題を設定する場合は、どう情報収集すればより効果的な課題が設定できるのか、またより精度の高い分析をするにはどうすればいいのかを考えて取り組めば、何も意識しないで取り組むよりもはるかに力となります。

「仕事のやり方」については、しっかりと意識して磨くことで大きく成長させることができます。

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