【批評】吉祥寺にオープンした映画館ココマルシアターに行ってみた結果 / 適当で素人すぎる仕事に唖然 / しかし希望もある (4/5ページ)
・出入り口の開閉を繰り返すスタッフ
さらに気になったのは、映写室からスタッフが出入りを繰り返し、そのたびに大きな音と風、そして出入り口の開閉を繰り返す点。そう、劇場内が通路として使用されているため、スタッフが移動するには劇場内を通過しないといけないようである。
・正直褒めることできない
とことん映画を楽しむ邪魔が入る映画館。それがココマルシアター。そういう印象を持たざるを得なかった。静かに、最初から最後まで、作品に集中することができない。
・寒すぎて冷房のような空間
細かい点を指摘すればきりがないが、せめて光が入ってくる問題と「スピーカーのこもったような音質」だけは改善してほしい。スピーカーは「音割れ」とまではいかないが、透き通った音ではなく、ボヤけた音質に感じた。特に俳優の声がこもって聴こえるので、改善を求めたい。また、劇場内は非常に寒く、まるで冷房のような空間だったので、薄着の人や冷え性の人は気を付けたい。
・大きなゾウさんは良い感じのスケール
3階には模型の「ゾウのはな子」が飾られており、なかなかスケールが大きくて子どもには喜ばれそうだが、客は誰もいなかった。室内は非常に寒く、2階の劇場と同様、厚着をして出かけたいところ。室内なのにこれだけ寒いというのは、光熱費を削減しているのだろうか。