屋外でセックスをする男女が周囲に迷惑をかけるこれだけの理由!
あなたは、屋外でセックスをしたことはありますか?
きっとそういう経験をしたことがあるという女性は、少ないはず。しかし、全くのゼロではないでしょう。
先日、近所で開催された花火大会の後に、筆者は自分の家の裏庭を掃除していましたところ、そこには焼きイカの串やらカキ氷のカップやら、多数のゴミが投げ入れられていました。
思わず「民度とは」なんてつぶやいていたのですが、最悪だったのが使い終わったコンドームが2つ落ちていたことです。
たしかにうちの裏庭は死角になっているので、そこに誰かが潜んでいても気付きにくいのですが……そんなところにコンドームを捨てる=そこで使っているなんて、全くどういう了見なんでしょうか。
しばしばセックスが好きな人の中には、ホテルに行くまで待てず、そこら辺で始めてしまう人っていますよね。筆者も以前、知人に「こないだ我慢できなくて、防波堤でしちゃった」とカミングアウトされて引いたという経験がありますが、何にせよ屋外でセックスなんてすべきではありません。
今回は、何故屋外でセックスをしてはならないのか、その理由をしっかりと書いていきたいと思います。
冒頭で、うちの裏庭にコンドームが捨ててあったと書きましたが、裏庭って私有地ですよね。
その私有地に勝手に入り込んでセックスをする。これって不法侵入になりますし、ましてそこでモラルに反した行動をするなんて、これはまともな人のやることではありません。
刑法130条によれば、許可なく住居に侵入すれば3年以下の懲役、もしくは10万円以下の罰金となります。
百歩譲って屋外セックスをするにしても、他人の土地に入り込んでまでやることは、賢くない方法と考えておきましょう。
まして今回の場合、コンドームは2つ捨ててあったわけですから、バカ2人が2回戦までやったのか、バカップルが2組いたのか。
どちらにしても勘弁してほしいところです。
だって本当イヤですよ~、他人の使ったコンドームを回収してゴミステーションに出す立場って。
なんでこんなことをしなきゃいけないんだって、本気でムカつきます。
つまり、他人の私有地で屋外セックスをすると、その土地の住人には、こういうふうに嫌われるし、迷惑をかけるわけです。
もっとも、私有地以外の場所でやればOKという話でもありません。
公共の場所であっても、当然すべきではないことは、これは言うまでもありません。
公園や街中のあらゆる場所で、屋外セックスをしてしまう困ったカップルは稀にいます。
ですが、そういう男女はもしも通報されたときのリスクをよく考えるべきです。
刑法174条が、そんな男女を追い詰めます!
そもそも公共の場でのセックスは公然わいせつ罪に触れるものであり、罰則は6ヶ月以下の懲役か、30万円以下の罰金となり、私有地の侵入よりも高くつきます。
しかもこの手の罪が適用されると、最近ではネットで実名入りで拡散しやすい風潮になっていますので、実質的な損害は計り知れません。
そういえば昨年も、どこかの大学の構内でセックスをしていた男女が隠し撮りされ、女性の方の実名が後に明らかになってしまうという事例がありました。
この男女の場合はそもそも通報されなかったために公然わいせつ罪が適用されることもなかったのですが、実名が明かされるというオチが待っていたことで、かなりの打撃になったことでしょう。
というか獣じゃないんだから、セックスをするなら屋外ではなく、屋内のしかるべきスペースですべきなんです。
男性の中には、頭がAVの見すぎで麻痺しているイタいタイプって少なからずいて、時にはそういう男性と付き合うことで嫌々屋外セックスをする羽目になった、ということもあるかもしれません。
しかし、もしも屋外でのセックスを要求されたとしても、ちゃんと断りましょう。
そういう行為って人としての質を著しく下げてしまいますし、周囲にも迷惑をかけてしまいます。
しかも通報されれば罰則待ったなしで、いいことは1つもありません。
興奮するシチュエーションを模索する中で、屋外セックスに興味を持ってしまう人もいる可能性はありますが、自分の興奮欲求を満たすためだけに周囲を巻き込むのは、横暴です。
もちろん、私有地や公共の場以外なら大丈夫という話ではありません。
一見誰も管理していなさそうな土地だって、自治体が管理していますし、山林だって多くは地主が登録されています。
屋外セックスは、やるべきではないということですね。
Written by 松本 ミゾレ