朝日&毎日の左派メディアに石破茂も?衆院選の”意外な敗者”ワースト5 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■敗者たちがまき散らす迷惑

 ●ワースト2位・左派メディア(朝日新聞、毎日新聞、TBS、テレビ朝日など)

 半年以上にわたって森友、加計学園に関する首相の<疑惑>(注3)について異常な量の報道を続け、反対証言(注4)はまるで報じない。今回の選挙前も、ほとんどの調査で<森友・加計学園は争点ではない>という意見が大勢を占めたにも関わらず、攻撃を継続。結果が出てからも「民意と違う」と因縁をつけ、まるで勝ったのは立憲民主党(注5)だといわんばかりの報道を展開している。公平性など忘れたかのような偏向ぶりには、さすがに批判も多い。が、まだまだ一部の大衆を扇動する力が残っているため、2位にとどめた。

 ●ワースト1位・東京都民

 ひとことで言えば、小池百合子知事が都政に戻ってくるから。舛添要一・前都知事を悪鬼のごとく嫌って、大歓声で小池知事を迎えいれた都民。フタを開けてみれば市場移転もオリンピック準備も異常な停滞に陥り、無駄にしている税金は、前都知事の無駄遣いよりケタ違いに多い。すでに手下の<都民ファーストの会>からも離脱者を出した小池都知事は、都政でも身動きが取れなくなるだろう。リコールして新都知事を選ぶ時間があるか? 無理となれば尋常な混乱では済まないだろう。都民自らが選んだこととはいえ、犠牲が大きすぎる。

 ここで挙げた敗者たちの特徴は、負けで終わらずに迷惑が各方面に及び続けること。勝者である安倍首相は引き続き大きな責任を負うが、敗者たちは自分たちの責任に相対することができるのだろうか?

 ……責任感など最初から背負ってないから敗けるのだ、とも言えるが。

(注1)共産党の責任論…党内の選挙で選ばれた委員長ではない故か。
(注2)小泉進次郎…大衆人気から自民党内最多の応援演説をこなし、小池百合子の矛盾を突き、池上彰や左派メディアのインネンを見事に切り返した。安倍首相からの評価も上昇し、次期幹事長との声も。
(注3)疑惑…とうとう証拠らしい証拠も出てこなかった。
(注4)反対証言…加戸守行・前愛媛県知事の「(加計学園誘致は)ゆがめられた行政がただされた」という証言。
(注5)立憲民主党…今回、もっとも「得をした」政党。中身は支持率6%の民進党時代から何も変わっていないが、小池都知事がヒールになった途端、人気者に祭り上げられた。

著者プロフィール

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コンテンツプロデューサー

田中ねぃ

東京都出身。早大卒後、新潮社入社。『週刊新潮』『FOCUS』を経て、現在『コミック&プロデュース事業部』部長。本業以外にプロレス、アニメ、アイドル、特撮、TV、映画などサブカルチャーに造詣が深い。Daily News Onlineではニュースとカルチャーを絡めたコラムを連載中。愛称は田中‟ダスティ”ねぃ

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