【プロ野球】さすがのテクニック&キャプテンシー! 内川聖一がソフトバンクの危機を救った! (1/2ページ)
パ・リーグのクライマックスシリーズ、ファイナルステージはペナントレース1位のソフトバンクが4勝2敗(アドバンテージ含む)で突破。日本シリーズ進出を決めた。その原動力となった内川聖一の働きをあらためて振り返える。
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■楽天に行きかけた流れを主将・内川が阻止
西武とのファーストステージをギリギリの戦いで制し、心身ともに充実した状態で臨んだ楽天に対し、中9日と試合間隔が開いていたソフトバンク。
ゲーム勘の差が出たか、楽天が先勝。これでソフトバンクの優勝アドバンテージは消えた。すなわち、レギュラーシーズン143試合でソフトバンクが楽天につけた15ゲーム差は、チャラになったことになる。加えて「初戦を落とすと100%敗退」というパ・リーグのジンクスも広く報じられていた。
続く2戦目も楽天が制し、星勘定では一歩リード。「日本シリーズはソフトバンクが行くべき」と大多数が思っていただろうが、流れは楽天に傾きつつあった。しかし、それを阻止したのが主将の内川聖一だった。