生まれた子供は180人以上!?仁徳の英雄・大国主命は色好みなイケメンでもあった (1/3ページ)
前回、大国主命が根の国を支配するスサノオの娘スセリ姫と恋仲になったものの、それが面白くないスサノオに意地悪をされますが、スセリ姫との連携でそれを退ける話を紹介しました。
負けても死んでもへこたれない!出雲の神・大国主命の冒険は波乱万丈本項では、大国主命がその名の通り、偉大なる国の主と呼ばれる英雄になる過程と逸話を紹介していきます。
スサノオに認められ、ついに地上の王様に!根の国脱出を計画した大国主命とスセリ姫は、スサノオが目を覚ましても追いかけて来られないよう、室(むろ)を支える垂木(たるき)にスサノオの髪を結び付け、出入り口も大岩で塞ぎます。しかし、うっかり琴を鳴らしたためにスサノオが飛び起きてしまい、そのはずみで室を破壊した彼が髪をほどいている間に逃げます。
二人は地上と地底の境目まで追いかけられますが、スサノオの態度は今までとは違いました。
「お前にこの武器をあげるから、悪い兄弟達を懲らしめろ。我が娘を后として、天上まで届くような宮殿に住まう偉大な神様として、地上を治めるのだぞ!」
スサノオに認めて貰った大国主命とスセリ姫は、兄弟神を降参させて出雲を拠点とした大国を地上に築きます。“大国主”の名前は、この時に誕生したのです。
名前のバリエーションいっぱい出雲を平定して王になった大国主命は、持ち前の仁徳で多くの神様を引き付け、順調に政治を進めます。偉大な神様となった大国主命は名前が多かったことでも有名で、元の名をオオナムジ(大穴牟遅。大地の貴人)、根の国でスサノオに付けられた別名を葦原醜男(不細工男ないしはそれを逆手に取った強き者の意)と言いました。
