ビートたけしの名言集「速射砲のように炸裂させる『たけしメモ』」 (1/2ページ)
年末の恒例番組「THE MANZAI」の中で、実に久しぶりに「たけしメモ」を披露していた殿。この放送を見て、かつての人気番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」を思い出した方も大勢いたのではないでしょうか。1985年から始まった人気番組「元テレ」では、毎週当たり前のように、〈こんなヤツはヘヴィメタになれない〉〈こんなボディガードはいらない〉といったタイトルのもと、殿が速射砲のようにたけしメモを炸裂させていました。わたくしの中で、“ビートたけしの笑い”といえば、ツービート時代の漫才、「オールナイトニッポン」のしゃべり、そして、この「たけしメモ」です。
大げさでも何でもなく、たけしメモは、殿の考え方、物の見方、哲学、生理がぎっしり詰まった、最重要ワードなのです。ちなみに、「元テレ」第1回目の収録時、たけしメモを、殿は鬼気迫る勢いで1時間以上やり、猛烈にウケまくっていたと、当時ディレクターだったテリー伊藤さんが証言されていました。殿は今でも笑いを作る時、しばし、
「ほら、元気の時やってた、たけしメモみたいなやり方でよ‥‥」
と、“オイラの基本はあれだよ”といった感じで、よくその名称を挙げては指示を出しています。
では、かつて披露した膨大なたけしメモの中から、オーソドックスなやつをひとつ──。
〈こんなファッションショーはイヤだ〉合間にコントのショーがある・おひねりが飛ぶ・モデルに番号が付いていて、後で呼べる。
こういったオーソドックスパターンもあれば、身もフタもない「別にそれ、ってもいいじゃん!」とツッコミを入れたくなるパターンもあります。例えば、
〈こんなお父さんはイヤだ〉変な所に土地を持っている(別に持っていたっていいのでは?)。
〈こんな女子高生はイヤだ〉歯茎が出ている(そんな子もいるでしょうに!)。
さらに、殿のちょい足しフレーズと、一人芝居が加わるパターンも最高です。
〈こんな人は海水浴に来てほしくない〉息子の慰霊に来る人。
「人が泳いでる横で遺骨まいちゃって。その遺骨飲んじゃって。