戒名を自分でつけてもよい?使ってはいけない漢字は?その他の注意点は? (1/2ページ)
お通夜やお葬式の時に見かけるお札に書いてある戒名。仏教の場合に、亡くなった人があの世に向かう時につけてもらう名前で、お経の中でも繰り返し読み上げられます。
終活という言葉がある現代。自分で戒名をつけることは可能なのでしょうか?そもそも、戒名をつけるにあたって規則はあるのでしょうか?
■通常、戒名をいただくタイミングはいつ?
戒名というのは、お通夜の前に菩薩時の僧侶につけていただくのが一般的です。近年は、お通夜の際に白木の位牌に書くよりも、あらかじめ僧侶が半紙に書いたものを位牌に貼り付ける事の方が多いようです。
■戒名のつけ方は?
戒名のつけ方は宗派によって様々ですが、一般的なつけ方は以下の通りです。
「□□院〇〇△△居士」
□□院:院号「信仰の厚い人、社会的貢献の高い人に与えられる」
〇〇:道号 「仏門に入ったこと、宗派を表す」
△△:本号 「本来の戒名、1字は俗名(本名)からとることが多い」
居士:位号 「仏教徒としての地位」
■使ってはいけない漢字は?
赤ちゃんにつける名前には、「悪魔ちゃん」はふさわしくない、花という漢字は摘み取られるから縁起が良くないというようなタブーな名前や漢字があります。戒名の場合にもタブーな漢字が存在します。
・悪、魔、殺、暗のような悪い意味の漢字は使いません。
・犬、猫のような動物を表す漢字は避けます。ただし、鳳、凰、鶴、亀のようなおめでたい漢字は良いです。
・四字熟語をそのまま使うことはしません。
・名の知れた著名人や有名人の名前をそのまま使うことはしません。
・事故、自殺、病気などの、亡くなった場所や原因の分かる漢字は使わない。
・個人の趣味を強調した名前になりがちなので注意する。
自分の好きな漢字や、自分という人間を表現するための理想の漢字があるでしょう。しかし、仏道にふさわしくない漢字がたくさんあるので、日頃お世話になっている菩薩時に相談することをおすすめします。僧侶も戒名をつける際に、漢和辞典で調べながらつけるそうです。