飲めば血糖値が上がるは誤解!? 酒との上手な付き合い方 (3/3ページ)

週刊実話

お勧めは酢のもので、酢を使った食べ物は、胃から腸への移動スピードを下げる効果があることから、食後の血糖値上昇のピークを低く抑える。また、血液中のブドウ糖を筋肉へ溜め込むことを促進させます」

 また、酒を飲む前の心得として、その日の朝食や昼食を軽く済ませる人がいるようだが、それはやめた方がいい。その後の飲酒や食事によって血糖値スパイク(短時間に血糖値が上昇し、正常に戻る)により、血管を傷つけるリスクが高くなるからだ。それまで食べていなかったぶん、ここぞとばかりに飲み食いするため糖分を一気に吸収、食後の血糖値は急上昇する。
 「その後、正常値には戻りますが、この上昇・急降下の繰り返しが血管の壁の細胞から活性酸素を大量に発生させ、血管の内壁を傷つけるのです。さらに、それを修復するために集まった免疫細胞が壁の内側に潜り込み、血管を硬く、狭くさせるのです」(医療ライター)
 これにより血液のスムーズな流れを手助けする動脈の弾力性が失われ、脳梗塞や心筋梗塞、さらには認知症、がんなどを招くのだ。

 酒の大量摂取は血糖値を上げ、糖尿病一直線の状態に陥り、合併症を引き起こせば最悪の事態が待ち受けている。とはいえ、上手に付き合えば百薬の長。気にしすぎて禁酒をする前に、まずは酒の種類や飲み方を考えた上で、味わってみてはどうだろうか。

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