嫁さんが個人スポンサー!“逆玉の輿”に乗ったお笑い芸人たち

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嫁さんが個人スポンサー!“逆玉の輿”に乗ったお笑い芸人たち

 女を芸の糧に──。お笑い芸人が売れない頃、生きる術のひとつとして「女性に食わせてもらう」というのは珍しくない。だが、そのままゴールインしてしまうのはまれ。ましてや相手がお金持ちというケースはまずない。だがみごとに“逆玉の輿婚”をつかんだ芸人もいる。ダイアン・津田篤宏だ。彼らが本拠地としている在阪の番組制作の現場スタッフに話を聞いた。

「津田くんの本名はすでに、“石村”になっていますからね。妻の祖母の婿養子に入っているんです。彼は、合コンで出会った元保育士の女性と、2006年に結婚。彼女のおばあちゃんが株や土地でお金を稼いだ資産家で、現在、彼ら家族5人が住んでいる関西の家も、石村家の持ちもの。おばあちゃんから現金100万円、高級外車のベンツ、高級時計のロレックスほか、中堅芸人なら到底手にできないセレブなプレゼントをされています」

 関東ではあまり知られていないが、関西では超売れっ子のダイアン。彼にはこんなもうひとつの顔があったわけだ。

 同じくよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の若手コンビ、セルライトスパの肥後裕之も、ヒモ芸人から夫に昇格した。

「昨年、『第37回ABCお笑いグランプリ』で優勝したセルライトスパの肥後くんは、その年の4月に、関西屈指の高級住宅街で知られる兵庫県の夙川に住む社長令嬢とゴールイン。資金援助してもらっていることを認めています。現在は家賃10万円の借家に住んでいますが、芸人月収は10万円未満。事務員として働く妻が4万円、自分が4万円、残りの2万円は義母が払うというトホホな実情です。その義母に50万円も借金しており、“お笑いグランプリ”の優勝賞金100万円を返済に充てたそうです」(前出・現場スタッフ)

 個人スポンサーが、嫁の家族というまさかの現実。売れなくてもラクな生活を営めるとは、うらやましい限りだ。

(北村ともこ)

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