安室奈美恵の引退は復活ありき?業界の古き慣習との”決別ストーリー”

デイリーニュースオンライン

Photo by jagged-eye(写真はイメージです)
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 2018年9月16日での芸能界引退を発表し、業界内外に衝撃を与えた安室奈美恵(40)。引退の日まで彼女から目が離せないが、一部関係者の間では「復帰に至るまでの“ストーリー”が、見え隠れしている」とささやかれている。

 安室は今年9月にデビュー25周年を迎えた直後、公式サイトで引退を宣言。世間には惜しむ声が広まったが、業界には批判も少なくないという。

「安室は一度、すべてをリセットするため引退するものの、数年後には再び芸能界に戻ってくる計画を立てている。来年9月までは“引退ビジネス”が続くことでしょうが、そこからさらに数年後には、芸能活動を再開する意向のようです」(芸能プロ関係者)

 一方で、安室もただ休みたいからといって芸能界から一旦離れるワケではない。休業期間を設けたのには、きちんと理由があるようだ。

「安室は1992年~2015年まで、大手芸能事務所ライジングプロダクションに所属していましたが、その後は現在の個人事務所・stella 88で活動しています。ライジングに対して金銭面で不満を抱えていた彼女は、半ばケンカ別れのように独立。しかし、ライジングは今も安室の楽曲の原盤を所有しており、売上の一部を受け取れる状態であることから、安室はそれを解消するための“事務処理期間”として、表の活動をストップさせることにしたようです」(週刊誌記者)

■事務所が怖れるバッシング

 もともと、芸能界において所属事務所に逆らって独立した者に関しては、その後の風当たりは厳しかった。実際、安室も“業界のルール”に従って、売上の一部をライジングに渡している状況にある模様。だが、安室が圧倒的に不利な立場にあるかというと、そうでもないようで……。

「もちろん、安室のやり方には批判もありますが、『ライジングに楯突いたから復帰しても干される』とは言い切れない。というのも、最近は古巣の事務所を離れても、露出が減るくらいで活動は続けられます。元SMAPの独立組や、能年玲奈(のん・24)なんかも仕事は繋いでいますよね。むしろ“圧力”をかける事務所側がバッシングされるケースが増えているくらいです」(前出・週刊誌記者)

 安室もこの流れに乗って、華々しい“復帰劇”を飾れるだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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