メリー喜多川副社長が弱気に?元SMAP退所組の躍進で地に落ちた求心力

デイリーニュースオンライン

Photo by Kara Allyson(写真はイメージです)
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 ジャニーズ事務所を退社した元SMAP3人組が躍進する陰で、あの“女帝”の求心力の低下が著しい。10月31日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が、ジャニーズ事務所で権勢を振るってきたメリー喜多川副社長(90)が最近、気弱な面をのぞかせていることを伝えている。その強気な言動がSMAP解散の呼び水となったとも言われるメリー喜多川副社長だが、最近は、

「人に会いたくない」

 と弱音をこぼしているという。さすがのメリー副社長も寄る年波には勝てない上に、SMAP騒動でのバッシングなどがこたえたようだ。

「かつてのメリー副社長であれば、退社したタレントを起用したメディアには抗議を入れるなど強硬姿勢をみせました。しかし、今回の3人組は圧力を一切感じさせないスタートが切れています。メリー副社長の業界内での求心力低下は否定できません」(スポーツ紙記者)

 芸能界に地殻変動が進む中、退社組は好調を維持している。

■女帝対決の軍配は決定的

 同日発売の『女性自身』(光文社)は、香取慎吾(40)が2002年から萩本欽一(76)とのタッグで司会を務める『全日本仮装大賞』(日本テレビ系)の次回に、従前どおり出演することが内定したと報道した。ジャニーズ退社に伴い、一時は降板説が流れたが、萩本が、

「慎吾が出ないのなら、僕も出ません」

 と局側に訴えかけたことで司会の継続が決まった。萩本は、ゆくゆくは香取に全権を委譲する考えのようで、香取を力強く後押しする。

 稲垣吾郎(43)は10月24日、これまで無縁だった東京のローカル局・MXの『5時に夢中!』に生出演。新境地の開拓にも余念がない。

「3人組を呼び寄せた元チーフマネージャーの飯島三智氏(59)の辣腕が光ります。ネットメディアなどこれまで手を伸ばせていなかった分野にも積極的に進出し、3人の芸能活動の幅が広がっています」(テレビ局社員)

 メリー副社長が失墜する中、プロモーション力の健在ぶりをみせる飯島氏。新旧女王対決は佳境に達している。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。
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