サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「プレストウィックが勝つ!」 (2/2ページ)

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 そのあとは短期放牧でリフレッシュ。ここを目標にしっかり乗り込まれてきており、中間の稽古の動きはこれまで以上に素軽くなっている。

「休み休み大事に使ってきたので、6歳馬だが肉体的に若い。これからまだよくなりますよ」

 こう状態のよさを強調するのは武藤調教師。十分、納得である。

 ダイワメジャー産駒だが、長丁場向きでオクテなのは、母系の影響がそれだけ強いからなのだろう。母父リナミックス(GI仏2000ギニー)はマイラーだったが、祖母はリヴァーマン×ヘイルトゥリーズンとタフな種牡馬の配合でこのへんからもスタミナ豊かであることがわかる。

 ハンデは恐らく、前走から1キロ増の55キロ。道悪になっても問題なく、中心視したい。

 穴はネイチャーレットだ。まだ1600万条件馬だが、スランプを脱して上昇急。曾祖母は桜花賞馬シャダイカグラ。このレースに強い4歳馬でもあり、軽ハンデ(52~53キロ)を生かしての“一発”があっていい。

 関西のみやこSは、エピカリスの出走が注目されるが、狙っておもしろいのは、トップディーヴォだ。前走のシリウスS(4着)は、一息足りなかったが、体調もイマイチだった。しかし、この中間は落ち着き払って好気配。他の有力どころは逃げ、先行脚質が多く、その後ろで競馬ができるこの馬には展開も向きそう。得意の京都〈4 3 1 4〉なら、巻き返しがあっていい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「プレストウィックが勝つ!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年11/9号トップディーヴォプレストウィック水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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