座間、猟奇大量殺人事件現場歩いてみた「本当にここが殺人現場なのか」 (2/3ページ)

東京ブレイキングニュース

  警察は単独犯で捜査しているようだが、どうしてもここで、この場所で、9人もの人を殺め、そしてバラバラにしたとは思えなかったのが正直な感想だ。それほど静まり返っている。そこに、住宅とは異質なコーポがポツンと建っている。(写真3)

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 住民した通らないようなこの付近に、9人の男女が出入りしていたら、目立つに違いない。9人の男女が殺害されたのだから、物音だってしたはずだ。そこまで考えて、ふと「違うのでは」と思った。「殺害された」のではない「自死」しに来たのだ。だから、静かだったのだ。争う必要などなかったのだ。

 遺体の処理も白石隆浩容疑者一人でやったという。これも過去の事件の例から言うと考えにくい。埼玉愛犬家殺人事件、北九州監禁事件など二人以上で行っている。「一人目は三日かかり、二人目からは一日でできた」。白石容疑者の今のところの供述だ。確かに、一人でやれない事はない。2006年12月に東京都新宿区、渋谷区で起きた「セレブ妻遺体損壊事件」である。犯人は30代の女性。被害者は夫である男性。女性は夫を殺害後、遺体をバラバラにしてボストンバックに詰めて、町田市の公園に遺棄した。
 

 そういう意味では、やってやれない事はない。が9人ともなると......。何らかの異変に同じコーポの住民は気づくのではないか。が、小田急線沿いにあるコーポは、時おり通る電車の音が騒々しいだろう(写真4)。これが異変を消したのか。

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 埼玉愛犬家殺人、北九州監禁事件の例を見るに、殺人現場は他にあるのではないか。またこれだけ人数を殺害し、バラバラにしたのは本当に白石隆浩容疑者一人なのか。過去にそういう事件はない。

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