宇宙人ってどんな姿をしているのだろう?進化生物学の研究者が自然選択のプロセスから予測する宇宙人像(英研究) (2/3ページ)
それが以下のイラストだ。
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Helen.S.Cooper
この段階を推測したからといって細部までが明らかになるわけではない。それでも下等な生物しか存在できない世界、あるいは意思疎通の可能な知的生物が登場しうる世界がどのようなものか予想する手がかりにはなる。
公平な言い方をすれば、進化論を宇宙生物学に応用するやり方は目新しいものではない。それどころか珍しくもない。
だがありえるケースを探求するには有効な方法だ。これまで地球で判明した進化に関することがらが、不完全な複製システムにまったく当てはまらないということはないのだ。
・宇宙人もダーウィン的進化を遂げるのか?
それどころか、この類の議論が生命の定義の根幹を固めてくれるとすら言えるだろう。つまり仮にどこかで生物を発見したとすれば、それは定義から言って、「ダーウィン的進化を行う能力がある自立的化学システム」であるということだ。
このように考えると、独立した宇宙人という概念は我々の注意を逸らしかねない。地球では、個体としての生物と生物圏との境界はしばしば曖昧だ。
同様に、ファーストコンタクトはETとの握手とは少々違うものになるかもしれず、どちらかと言うと、惑星に広まっている原始のスープに指を突っ込むような感じなのかもしれない。
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「生物の各レベルにおいて、衝突を排除し、協調を維持し、生物として機能し続けられるよう保つメカニズムが存在します。それがどのようなものかいくつか例を挙げることもできますよ」とレビン氏。
研究論文は進化などしないが、進化に関する便利な記憶装置として機能しており、それは生命を特徴付ける特質である。