宇宙人ってどんな姿をしているのだろう?進化生物学の研究者が自然選択のプロセスから予測する宇宙人像(英研究) (1/3ページ)
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いるかもしれないのに出会えない宇宙人(異星人)。果たしてどんな姿をしているのだろう?パッと頭に思い浮かぶのはタイプ”グレイ”なアイツなのだけれども、我々一般ピープルならずとも、まだ見ぬ宇宙人の姿に思いを馳せる研究者もいる。
英オックスフォード大学の進化生物学の研究者は、その専門知識を利用して、地球外生命体の形態や機能を推測しようと試みた。
・自然選択のプロセスに焦点を当てた宇宙人像
「宇宙生物学の分野においてこれまでのアプローチは概ね機械論的なものでした。地球から見えるものや化学・地質学・物理学に関する知識を動員して、宇宙人について予測するのです」とサム・レビン氏。
そこで彼らは、別世界の生命体が私たちと似たような化学的特質に縛られていると想定するかわりに、自然選択のプロセスに焦点を当てた。
「これが有効なのは、例えばシリコンを基礎とし、DNAを持たず、窒素で呼吸するような宇宙人でも理論的な予測ができるからです」
レビン氏らは、風変わりな世界で暮らしているかもしれない生命の生物学的な絵図を描くため、ある惑星において進化の引き金となる決定的瞬間に関する証拠を集めねばならないと論じている。
そうした証拠は、新たに進化の道を切り開こうとする地球においてかつて発生した大規模な世界的出来事(例えば、栄養の爆発的増加)に見て取ることができる。
地球では、こうした出来事が生命がその後たどることになる道筋を決定付けてきた。そして例えば、生命が融合して共生関係を形成するようになり、コロニーの細胞が多様化して多細胞としての性質を帯びるようになった。
レビン氏らは、異なる生物圏で複雑性がどのように進展するのかをごく大雑把にスケッチした。