後悔しない賃貸物件選び「6つ」のポイント

まいじつ

kou / PIXTA(ピクスタ)
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すっかり季節も秋めいてきたが、10月は会社員の転勤や結婚に合わせた“引っ越しシーズン”でもある。特に、新生活を始める人に向けて完成する新築物件が抱負な時期なので、よりよい条件の部屋を探すには最適と言える。

しかし、物件をよく見ずに「新築だから」「便利だから」とあまり考えずに決めてしまい、引っ越してから「住まなきゃよかった…」と後悔する人が実はすごく多いという。そこでこれから引っ越しを計画している人のために、失敗しない部屋選びのコツを紹介しよう。

・駅が近い

駅近くの物件は通勤通学に便利であるため人気だが、注意しなければならないのは“近過ぎない”こと。あまりに近いと、早朝から深夜にかけて踏切の警告音や、駅のアナウンスが騒音となってしまう。少なくとも徒歩5分くらいかかる距離の方がいい。

・建物の1階がコンビニ

買い物に便利という利点はあるが、一晩中人の出入りがあるので、深夜など騒音に悩まされることがある。また飲食物を扱うことから、ネズミやゴキブリが集まりやすくなる。駐車場でたむろする客とトラブルのケースも。

・大学の近く

近所に大学があると、学生が騒ぐ声などが気になる場合がある。また部屋が通学路に面していると、一日中学生の声が響き、付近にゴミが散乱することも。また、部屋に学生が集まって酒盛りして騒ぐ可能性もあるので注意が必要だ。

・夏冬の環境をチェックする

付近に公園や川などがあり、夏は涼しくていい環境だと思っていても、冬は逆に遮るものがなく、風が強くて部屋がすごく寒いという場合がある。特に賃貸アパートは断熱が十分ではない部屋も多いので、暖房費が高くなることも。事前に年間を通した環境の違いを確認した方がいい。

・大家、管理会社のチェック

毎月きまった管理費を払っているのに、物件の掃除や管理が疎かになっている場合がある。掃除が行き届いていないとゴミや汚れがドンドン増えていき、次第に住民自体もだらしなく物件を扱うようになる。管理スケジュールは事前に確認したい。

・緊急病院の近く

付近に緊急外来の病院がある場合、自分の部屋が救急車の通り道になっていることがある。昼夜問わずサイレンの音が鳴り響くので、こればかりは文句も付けられずどうにもならない。

部屋探しはどうしても、間取りや築年数、家賃などに目を奪われがちだが、住んでみて一番感じるのは、周囲の環境問題だ。こちらはあとから変えようがないので、いくらきれいな部屋に住んでいても、最終的にはストレスばかりがたまってしまう。幸いに、10月は比較的腰を据えて物件を選ぶことのできるいい時期だ。じっくりといい部屋選びをしたい。

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