印象操作報道をされた「イバンカ基金」の正体 (2/2ページ)
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) 2017年11月3日
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「テレビはイバンカ氏の初来日をトップニュースとして扱い、成田空港から都心へ向かう自動車をヘリコプターで追いながら中継していました。モデルのような体型で、しかもあの美貌であるため、ワイドショーが大騒ぎするのは無理もありませんが、こうした騒ぎのなかで、共同通信の記事は冷静な視点の記事ではあるものの、何か意図すら感じるタイトルでした」(政治ライター)
基金の正式名称は、世界銀行内に設置されている『女性起業家資金イニシアティブ』(We-Fi)で、途上国の女性起業家や、女性が運営する中小企業を支援するのが目的だ。イバンカ基金というタイトルはまったくのミスリードを誘う名称で、正確に記載するのであれば『イバンカ氏提案の基金』だ。
「We-Fiには総額3億2500万ドル以上の拠出が予定されています。7月にドイツで開かれたG20サミットで立ち上げが決まり、10月の世銀・IMF(国際通貨基金)の年次総会で設立されました。ここへ日本が57億円を拠出する予定であることは、7月のサミット中に外務省から発表されていることです。しかも世銀のプレスリリースには『イバンカ氏は、本ファシリティの運営管理または資金調達には関与しない』とはっきり書かれています。しかも57億円というと血税から出すような印象を受けますが、国内で使えないいわゆる“塩漬けドル”の使用で、税金とは全く違う用途の資金です」(国際ジャーナリスト)
前もって決まっていたことの確認であり、税金がそのまま使われるようなこともないということだ。
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