印象操作報道をされた「イバンカ基金」の正体 (1/2ページ)

まいじつ

(C)Shutterstock
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アメリカのドナルド・トランプ大統領の長女であるイバンカ大統領補佐官の基金に、安倍首相が57億円を供出することを表明したと11月3日に多くのメディアが報じた。

共同通信の配信を受けた毎日新聞、産経ニュース、朝日新聞デジタルや東京新聞、インターネットのYahoo!ニュースなどが、共同通信とクレジットを入れた上で、同記事を掲載した。記事の概要はこうだ。

《首相は来日したトランプ米大統領補佐官で長女のイバンカ氏とともに、11月3日、海外の女性指導者らを東京に招いて女性政策を議論する国際シンポジウム(女性版ダボス会議)の関連行事に出席した。あいさつでイバンカ氏が設立に関わった女性起業家を支援する基金への5000万㌦(約57億円)の拠出を表明した》

この記事はたちまち拡散され、「安倍首相が日本政府としてイバンカの(私的)基金に57億円を寄付すると表明した」と捉え、文化人気取りの芸能人などがたちまち怒りの声を挙げた。

また、現職の国会議員も騒ぎ立てており、社民党副党首の福島瑞穂参議院議員は次のようにツイッターへ投稿した。

安倍総理のイバンカさんの基金に57億円拠出するという表明には違和感がある。イバンカさんはトランプ大統領の娘。大統領の来日に合わせて、安倍総理がトランプ大統領にプレゼントをしたように見えかねない。なぜこのタイミングなのか?しかも個人的なプレゼントではない。みんなの血税だ。

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