赤ちゃんのうんちトラブル発生!色・形・臭いで病気を見極めるコツ

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赤ちゃんが生まれてから初めてうんちをした時に、何か異常を感じた場合は病気が疑われることがあります。



うんちの色・形状・ニオイなど見極めるポイントはありますが、どの症状の場合だと注意が必要なのか、ママは事前に知っておくと安心ですよね。



今回は、赤ちゃんのうんちのトラブルについて、詳しく医師にお話を伺いました。






赤ちゃんは生まれてからいつうんちをするの? 

生まれたばかりの赤ちゃん



胎児の時は?

赤ちゃんの腸内では、生まれる前から胎便と呼ばれる便ができています。赤ちゃんは口から何も食べていませんが、腸の細胞がはがれ落ちたり、体内の老廃物を便に出したり、羊水を飲んだりしていますので便は作られています。



生まれた後の赤ちゃん

生後すぐから便を出します。胎便はねばっこく黒緑色をしています。1日〜数日以内に胎便が出ない場合、腸や肛門の奇形を疑って検査することになります。



胎便が出ないと、黄疸のもととなる物質が排出されず、黄疸の原因となる場合もあります。3日〜1週間程度出続け、排出しきると、黄土色~緑黄色の便になっていきます。




羊水が便で濁る「羊水混濁」とは?

胎児



子宮の中にいるときは便を出すことは通常なく、生まれてから便が出ます。しかし出産時に赤ちゃんの状態が悪くなると子宮内で便が出ることがあり、羊水が便で濁ります。



便交じりの羊水を赤ちゃんが吸い込むと、便が肺に入ってしまい、胎便吸引症候群という肺炎のような症状を起こすことがあります。



破水した羊水が濁っている場合、赤ちゃんが苦しいサインであり、胎便吸引症候群を防ぐためにも、早めに赤ちゃんを出してあげる必要があります。




赤ちゃんのうんちの色別の異常

便の色見本



平成23年12月、便色カードは母子保健法施行規則の一部を改正により、母子健康手帳に掲載することが義務付けられました。(出典:厚労省 便色カード)



母子手帳にカラーページで便色の見本が印刷されていますので参考にしてみてください。



黄 、緑、茶

普通の色です。便秘傾向になると緑色っぽくなる傾向があります。4〜7番が正常な状態です。




■ 先天性胆道閉鎖症


母子手帳の便色見本の1〜3番の場合、便の色のもとになっている物質が肝臓から腸に流れ出ていない、先天性胆道閉鎖症の可能性があり、1カ月健診などでチェックされます。



■ ウイルス性胃腸炎


ノロウイルスロタウイルスなどウイルス性胃腸炎では、便が白っぽくなります。ただし便が白くなくてもノロウイルス・ロタウイルス感染を否定することはできません。



■ コレラ


コレラなどの重症の下痢では、米のとぎ汁のような白い水下痢が見られます。


  



■ 食べ物


離乳食でトマト・イチゴ・スイカなど赤いものを食べた場合が多いです。



■ 薬


抗生物質を飲むことでレンガ色の尿や便が出ることもあります。



■ 血便


・新生児メレナ


生後1週間以内の赤ちゃんでは新生児メレナが考えられます。原因はビタミンK不足、胃腸の様々な病期があります。症状に合わせて血液検査やレントゲン検査が必要になる場合があります。



生後1〜2カ月ごろにもビタミンKが不足しやすく胃腸や頭の中に出血しやすいので、予防のためビタミンKシロップを内服します。



・リンパ濾胞過形成症


赤ちゃんの血便でよくあるのが腸のリンパ濾胞過形成症です。原因はよく分かっておらず、母乳の赤ちゃんに多いですが、ミルクでも起こります。生後2〜3カ月から起こりますが自然に治ります。



・腸重積


生後4カ月から半年ごろから2歳頃までに、激しく泣いては泣き止むことを繰り返し、血便がある場合には腸重積が考えられます。



・痔


硬い便で肛門が切れた()ことによる出血も考えられます。



・母親の血液の影響


出産の際の母親の血を飲んだ、乳首からの出血を母乳と一緒に飲んだ場合などが考えられます。



・その他


ミルクアレルギーや細菌性腸炎で便に血が混じる場合があります。




鼻・口・食道・胃・十二指腸から出血すると、胃酸で黒く変色し、便が黒くなる場合があります。鼻血を飲んだだけと言う場合もありますが、続く場合は症状に合わせて出血源を探す検査が必要です。 




赤ちゃんのうんちの形状の異常 

便の硬さグラフ


水っぽい

様々な原因による胃腸炎が考えられます。脱水予防に注意する必要があります。食事は控え、水分摂取を行いましょう。



泥状

胃腸炎、消化不良などが考えられます。 食事は柔らかいものを少量ずつ取りましょう。



硬い(便秘)

肛門が切れたり、いきまないと出ない場合は 、食生活の見直しや薬の使用が必要な場合があります。



粘液が混じる

ウイルス性腸炎や消化不良の場合に見られることがあります。腸重積の場合、浣腸をすると、イチゴゼリー状と呼ばれる血液交じりの粘液が出るとされています。



下痢でなく便の表面に粘液が付着している程度の場合は問題ない場合が多いと思われます。




赤ちゃんのうんちの臭いの異常

赤ちゃんのうんちの臭いを嗅ぐママ


酸っぱいニオイがする場合、ウイルス性などの腸炎の場合もありますが、健康な場合でも食べ物の影響などで酸っぱいニオイになる場合があります。



離乳食を始めるとにおいが大人並みに臭くなりますが、便秘をしていないようなら特に問題ないと思われます。便のニオイだけから何らかの病気が疑われるということは考えにくいと思われます。




赤ちゃんのうんちの処理で必需品のアイテム 
吸水性シーツ

赤ちゃん用吸水シーツ



下に敷く新聞紙や吸水性シーツ(ペット用のシーツが安価で便利)があると良いです。



霧吹き 

霧吹き



うんちがこびりついているときは、おしりふきでごしごし拭くより、霧吹きでお湯をかけてふやかしたり、シャワーで流した方が肌に優しいです。



吊り下げタイプのおもちゃ

ベッドメリー



寝返りをしてじっとしてくれない場合、ベッドメリーや吊り下げタイプのおもちゃを上に置いて動かしておくと熱中してじっとしてくれる場合もあります。




最後に医師から一言

小児科で診察



体調や食べ物、飲み物によって便の性質が変わることはあるので、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。



便のことで気になる場合は、便の写真を撮影し、オムツを念のため持参して小児科を受診して、医師にはまず写真を見せ、実物を見せてほしいと言われたらオムツを見せると良いでしょう。



(監修:Doctors Me 医師)





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