【おもしろ授業体験談】東京のキャンパス所属でもOK! 山形に行って現地の伝統文化を学べる!【学生記者】

学生の窓口

こんにちは、慶應義塾大学のみゆです。

慶應義塾大学は、日吉・三田・湘南藤沢に主なキャンパスがありますが、他にも授業ではなく研究活動をするキャンパスが複数存在します。その中の一つに、鶴岡タウンキャンパス(山形県)があります。ここは、主に湘南藤沢キャンパス(SFC)に所属する学生が通っており、バイオテクノロジーを用いた研究をする拠点になっています。このキャンパスで行う授業には、実習だけでなく山形県の伝統文化を楽しく学べる授業も用意されています。そこで今回は、SFCの学生なのに山形で受講できる、特色溢れるコンテンツをご紹介します。

■基本情報

大学名・学部・学科:慶應義塾大学 環境情報学部 環境情報学科
受けたときの学年:大学2年
授業名:山形文化論

■授業の概要

山形県鶴岡市内で、伝統文化を学びます。竹林へ行ってタケノコを掘ってタケノコ汁を作ったり、酒蔵の見学、伝統舞踊の体験をするなど毎回異なる授業を行います。土曜日の午前中に開講されるので、平日は普段の実習なども通常通り受講することができ、両立可能です。ただし、遅刻は厳禁なので土曜日は朝早めに起きて準備しておくことが大切。もちろん、卒業単位に含まれる正式な授業なので楽しく単位を取得できます。

■授業のおもしろポイント

やはり、関東で普通のキャンパスライフを送っていたら体験できないような経験ばかり詰め込まれたカリキュラムになっているところがおもしろいです。タケノコ汁を作るときなどは、他の学生と一緒にグループで取り組むので会話が弾みますし、学生間の親睦も深められます。毎回小旅行のような気分で文化を学べるため、実験ばかりの日々の気分転換にもなります。また、講義に参加すると、座学にはない味覚や視聴覚など五感でも楽しめるフィールドワークならではのおもしろさを存分に味わえます!

■試験・レポートなどについて

フィールドワークが基本なので、試験は特にありません。代わりに、2000字程度のレポートを執筆して単位をもらいます。ただ、毎回の講義に出席していることが前提なので、講義に参加せずにレポートだけ提出しても単位が来るとは限りません。私が受講したときの課題には、「講義を通じて学んだ山形県の文化から政策提言をする」ことというテーマが出されました。学んだ文化について、講義の後に少しでも振り返っておくとレポートの執筆に苦しむことはないかと思います。単位を取得するのは、SFCの他授業と比較しても楽なほうだと感じました。

■まとめ

自分がやりたい学問を学ぶために大学は存在していますが、せっかくの大学生活ですから他の学生が体験していない・体験できないようなことに取り組むのもアリだと思います。その選択肢の1つとして、珍しい授業を受講するというのもいいのではないでしょうか。何かめずらしい体験をしておくだけでも、将来振り返ったときにきっと大学での思い出になりますよ!

文・みゆ

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