失礼のない飲み会の断り方とは? シチュエーション別にご紹介

社会に出れば新年会、忘年会、お花見などと飲み会の機会がたくさんありますね。しかし、あいにくはずせない予定があったり、飲み会が好きではなくできれば断りたいという人もいらっしゃるでしょう。今回は「失礼のない飲み会の断り方」をご紹介します。
■シチュエーション別「飲み会の断り方」
上司や同僚に「飲みに行こう」と誘われたものの、できれば断りたいというときがあります。「お断りします」「嫌です」などと言えれば簡単なのですが、付き合いなどを考えるとそうもいきませんよね。
誘いを断る時点ですでに気まずいのですが、理由をちゃんと述べることで「それなら仕方ないね」と相手も納得し、穏便に断ることができるものです。理由としては以下のようなものが妥当といえるでしょう。
●飲み会の断り方1 用事があると言って断る
「帰りにコンビニに寄るんで」という程度の用事では、さすがに相手は納得しません。それなりに重要で、その日でないといけないような用事であれば、飲み会を断る理由としては十分。以下のような理由がいいでしょう。
・田舎から両親(親戚)が来る
実家から離れた所に就職した人なら、両親や親戚が来るので相手をしないといけないと言えば問題ないでしょう。ただし、その時間帯に一人でいるところを他の同僚などに見つからないようにしなければなりません。
・先約がある
夜まで開いている病院、習い事など、他の予定が入っているからと断りましょう。ただし、買い物や映画など、他の日に行けるような用事だと「他の日でいいだろう」と言われますし、デートだからというのは「相手も連れてこい」と言われるかもしれません。変更が難しい用事で、お金もかかるというのがわかる内容を考えましょう。
・早く帰るように言われている
既婚者であれば「今日は用があるから早く帰るように言われている」と言ってみましょう。用事の内容については知らされていないと言っても大丈夫でしょう。ただし、職場結婚や、配偶者が上司や同僚と知り合いという場合、うそがばれるリスクがありますので、事前に口裏を合わせるようにしておくと安心です。
・プレゼントを買わないといけない
配偶者や子供、両親などにプレゼントを買いに行かないといけないと言うのもありです。ネットで買えばという説得には、実物を見ないと困ると切り返しましょう。
・宅配便が届く
社会人であれば、勤務中は荷物を受け取れないために、帰宅後に時間指定するというのは理にかなっています。ただ、日付を変更しろと要求される可能性もあるので、実家からなまものが届くなど、その日に受け取らないといけないことを強調しましょう。
・工事など
電気やガス、水道、インターネットなどの工事を頼んでいるというのは正当な理由だと考えられます。ただし、寮に住んでいる場合には使えない、頻繁には使えないという弱点もあります。
・早朝の用事
明日は朝早いので、というのも理にかなっています。特に、仕事関係の予定が入っているとなれば、無理強いはできないでしょう。
●飲み会の断り方2 具合が悪いと言って断る
具合が悪いので参加できないというのは正当な理由です。一昔前ならお構いなしに連れ出されたかもしれませんが、現在はそうもいきません。また、具合が悪いのも自分だけとは限りません。以下のようなパターンが考えられます。
・医者に止められている
お酒を飲まないように医者に言われていると言えば、大体の相手は引き下がるでしょう。ただし、健康診断を受けたばかりとか、これから受ける予定があるような場合はこの作戦はやめておきましょう。また、急に具合が悪くなったと演技をするのもやめたほうがいいでしょう。
・子供の具合が悪い
子供がいる人の場合、子供の具合が悪いから帰るように連絡があったと言ってみましょう。ただし、上司や同僚の子供と同級生だったり、寮などに住んでいて近所がみんな同じ会社の人というような場合は使えません。
・配偶者の具合が悪い
妻、夫の具合が悪いからというのも正当な理由といえるでしょう。使えない場合があるのは、これまで出てきたパターンと同様です。
・ペットの具合が悪い
最近ではペットも家族の一員と考えられており、ペットの具合がよくないというのは正当な理由になるでしょう。ただし、飼ってもいないものを飼っているように装うのはやめましょう。
・なんとなく具合が悪い
普段からおなかが弱い、体調が悪いというイメージを持たれているなら、今日はあまり体調がよくないと言えば通用するでしょう。飲み会の予定が前もってわかっているなら、普段より多めにトイレに立つなどして伏線を張っておくこともできます。
・薬を飲んでいる
薬を飲んでいるので医者からお酒を止められていると言えば、引き下がらざるを得ないでしょう。ただし、薬をもらうような医者にかかっている前提が必要なことや、薬に詳しい人に追及される可能性があるという問題もあります。仮病やうそはやめておきましょう。
●飲み会の断り方3 お金がないと言って断る
一般的な飲み会であれば、参加費がかかります。お金を出せない理由があるならば、相手も諦めるでしょう。ただ、上司が出してくれるような場合には使えません。
・飲み会が続いて金欠
年末年始は飲み会の機会も多くなり、毎週のように忘年会・新年会の予定があるという人もいらっしゃるでしょう。そのような場合、金欠で今回は参加できないと言えばいいでしょう。ただし、飲み会には出ているというイメージを持たれますので、普段の飲み会は断りにくくなってしまいます。
・大きな買い物をした
家電やパソコンの買い替え、配偶者や子供へのプレゼントなどで大きな買い物をすることがあります。そのような場合は金欠だからと断りやすくなるでしょう。特に子供がいる場合はいろいろと出費の機会も多くなるので、行きたくない飲み会の誘いは断りやすくなるといえます。
・急な出費があった
急な出費があり、そのために飲み会に使うお金が捻出できないというのは正当な理由といえるでしょう。実家に仕送りが必要になった、家で壊れたものを買い替えた、修理をした、親戚や古い友人の冠婚葬祭などの理由が考えられます。親戚に不幸があったというのは何度も使える理由ではありませんので注意しましょう。
・財布にお金を入れ忘れた
うっかりして最低限の持ち合わせしかないと言えば、笑い話にしつつごまかせるかもしれません。ATMに寄れと言われるかもしれませんが、給料日に全額引き出しているから無理と言えばいいでしょう。ただし、その場合は普段の日にATMを利用しているところを見られていてはいけません。
・財布を忘れた
「お金を入れ忘れた」が進化したパターンです。「忘れたふり」でも構いませんが、財布を忘れたからお金がないと言ってごまかします。もちろん、朝からその設定を通さないといけませんが、後でかばんの奥に入っていたというのはアリでしょう。ただ、立て替えてくれるという親切な人がいると困ります。
■飲み会を断るときの心得
飲み会の断り方をご紹介しましたが、誘う側の心理からすると断られた時点で心象がいいとはいえません。断る理由も大切ではありますが、他にも気を付けておくべきことがあります。
●誘われること自体には感謝している
飲み会には行きたくない、行けないとしても、声を掛けてくれることはうれしいことです。断る場合でも、その点には感謝の意を伝えましょう。
残念ながら、誘われること自体迷惑というケースもあるかもしれませんが、そのような感情を出すのはスマートではありません。たとえ建前だとしても、お礼を述べておくべきでしょう。
●行けないことへの謝罪
上記の感謝の意と同時に「参加できなくて申し訳ありません」という謝罪の気持ちも伝えるようにしましょう。もちろん、全くそのような感情がないとしてもです。
失礼のない飲み会の断り方をご紹介しました。少し前までは上司からの飲み会の誘いはとても断りにくかったのですが、現在は「アルハラ」という言葉もあるように状況が変わってきています。できれば波風が立たないように穏便に断りたいものですが、うそを重ねるのはやめておきましょう。
(藤野晶@dcp)