これはいったい何エイリアン?電子顕微鏡で800倍に拡大した驚きの写真の正体は? (2/4ページ)

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オリジナル写真の説明によると、こうした鱗は蚊の体全体に点在しているが、特に足の近くに密集していて、手足を保護したり、蚊が産卵するとき水上にランディングしやすくするのではないかと言う。

 拡大してみると、昆虫って我々が思っている以上に精密で面白い体の構造をしているから魅力的だ。・走査型電子顕微鏡の奥深い世界
 スティーヴ・グシュマイズナーは動物学の学位をもっていて、ロンドンの王立外科医師会で走査型電子顕微鏡(SEM)を使ってガン研究を数十年間行っていた。

 10年前に早期退職し、SEM専門の写真家に転向した。以来、およそ2万5000枚の写真を売り上げている。顧客は、美術収集家やメディア企業から、科学者、アルバムカバーのデザイナーまでさまざまだ。彼の写真をベースにしたファッションまであるというから驚きだ。

 SEMの原理は、ゴールドなど金属を塗った対象に電子線を絞った電子ビームを照射し、電子が被写体の表面で散乱して、その外形(輪郭)の情報が戻ってくることで詳細な形がわかるというもの。
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