キレイの素がギュッ♡ひと口でぽかぽか美人になれる「グリューワイン」って? (3/4ページ)
そして、ショウガ科の植物「カルダモン」は、ショウガと同様、体を温める効果があり、末端冷え症の人が好んで飲む場合が多いです。ヨーロッパではなんと紀元前4世紀ごろには医療用として使われていたそう。日本でもエステ終わりに出されるハーブティーの定番ですね。
ドイツではミントを加えるグリューワインもよく見かけますが、生葉をそのまま浮かべると見た目もおしゃれです。自家栽培している人も多く、家庭で作るときには仕上げに新鮮なミントの葉をちぎってのせています。
ワインはホットが、かなりイイ!
グリューワインが優れているのはもう一つ。ワインが温かいということもポイントなんです。ワインにはポリフェノールが豊富に含まれていて、抗酸化作用があることは周知の事実だと思いますが、温めることでより効果が増すんですよ!
ワインに含まれるタンニンは脂肪の分解を高める働きをしますが、温めることでアルコールが飛ぶのでより飲みやすくなり、お酒が苦手な人でもその効果を実感しやすくなります。
それにワインと一緒に煮立たせたフルーツも、皮までしんなりするので栄養を余すことなく食べられます。普段は食べることのないオレンジの皮には細胞の老化の原因となる活性酸素を抑える「ビタミンC」や、糖質を腸内で包み込んで排出する「ペクチン」、毛細血管を広げて冷え症を改善させる「ペスペリジン」が豊富です。
そしてレモンの皮は水分や老廃物を排出するデトックス効果が強くあり、肌荒れやお通じ改善が見込めます。オレンジやレモンの皮は、生のままだとなかなか食べられたものではありませんが、温めて柔らかくするとおいしく食べられますよ。こんなに効果抜群のものをこれまで捨てていたと思うともったいないですね。グリューワインで余すことなくいただきましょう。