JR金山駅にホームドアができる! 東海道線ホームで準備着々

Jタウンネット

金山総合駅南口(keyakiさん撮影、Flickrより)
金山総合駅南口(keyakiさん撮影、Flickrより)

愛知県名古屋市内のJR金山駅の東海道本線ホームで、2018年初めから実証実験が一部で始まるホームドアの設置準備が始まった。

その様子を伝える写真が、市民らによってツイッター上で続々投稿されている。

「新しい停車位置目標ですね」「白い囲い出来てる」

金山駅東海道本線のホームドアの準備は着々と進んでます。コレは新しい停車位置目標ですね。 pic.twitter.com/XPEEgqNRcT
- 笹島きや(キヤ95系検測室) (@doctortokai) 2017年9月25日

金山駅東海道本線ホームになんか白い囲い出来てるけどホームドアの工事でもしてんのかな pic.twitter.com/BQMlM4yZXK
- 俊人@撮り鉄提督 (@jspcr92cp) 2017年10月19日

JR金山駅のホームドア先行取り付け箇所かな?3番線⑧乗車位置 車内から見るとホームの一部に隙間が pic.twitter.com/HbJrzC8fBC
- Akitrain (@akito2571) 2017年11月3日

ツイッター上では、電車の発車が遅くならないか気にする向きもあるが、金山駅はホームの階段横が狭いので助かると感謝の声が上がっている。

金山駅へのホームドア設置は、2016年12月14日にJR東海から発表された。

視覚障害者らがホームから転落する事故が相次いだことなどを受け、JR東海の在来線では初めて設置されることになる。

ホームドアは、一部のみの設置になるが、利用者は、18年初めからこのドアで乗り降りできる。実証実験を経て、2021年ごろに金山駅で全面設置することが目標だ。

在来線は、車種や編成両数が多様で、車両ドアの位置が異なることから、ホームドア設置が難しかった。金山駅では、左右に開閉するドアの開口部を4メートル強と他社のホームドアより広くし、車種などの違いに対応することにしている。

国交省は、1日10万人以上が利用する駅でホームドア設置を求めており、JR東海では、金山駅と名古屋駅が当たる。JR東海の広報担当者にJタウンネットが11月17日に聞いたところによると、名古屋駅は、リニア中央新幹線の新駅工事が入るため当面は設置が難しいという。金山駅は、ホームの階段脇が狭いことから、優先的に進めることにした。

なお、JR東海の発表では、愛知県刈谷市内のJR東海道本線・刈谷駅でも、駅の改修工事に合わせてホームドアを設置することになっており、市と協議して時期などを決める予定だ。

金山総合駅南口(keyakiさん撮影、Flickrより)

Kanayama Station (South)
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