【インターン体験談】非喫煙者こそ参加したい! たばこを扱う企業の仕事を知れるインターン【学生記者】

学生の窓口

こんにちは、慶應義塾大学4年のみゆです。

自分には全く馴染みのなかったたばこ。インターン先としてたばこを扱う企業に応募するのは、正直初めは躊躇したのですが、この会社について知ってみたいという好奇心から参加しました。すると、業務体験を通じて、今まで知らなかったたばこを扱う企業のお仕事のおもしろさを感じるまでになりました。今回はそのインターン体験についてご紹介します。

■基本情報

内定業界:メーカー
インターンに応募した社数:10社
インターンに応募した時期:大学3年の10月
インターンに応募した会社の業界: メーカー(たばこ)
インターンの日数:5日間

■インターンに参加するための選考内容は?

エントリーシートの提出、動画面接(10分程度)、本社ビルでの面接(学生2:面接官2)を行いました。

■インターンの選考の難しいところや突破のコツは?

たばこを扱う企業だったのですが、自分自身はたばこを吸わないので、商材に全く馴染みがない状態でした。そのため、インターン選考の参加にあたり、志望動機を明確にすることが非常に難しかったです。また、動画面接は自分で問いに対する答えを録画して送信する形式だったので、内容だけでなく自分が印象よく画面に映っているかどうかを気にしながら撮る点にも苦労しました。ただ、自分の意見を正直に述べることと、たばこという商材に対する理解が企業の方針と合致していることが突破のカギだと思います。

■そのインターンに参加しようと思ったきっかけ

BtoCの商材を扱う企業を志望していた私にとって、メーカーでのインターンシップを中心に探していました。就活をしようと決めたのが大学3年の秋冬頃だったため、夏に集中して開催されるメーカーのインターンには参加できず、秋冬にも開催されているこのインターンを見つけて応募を決めました。せっかくの機会なので、自分に馴染みのない商材でも特性を知ること、その企業で仕事をすることの醍醐味を知ることを目的にこのインターンの参加意欲が高まりました。

■そのインターンで実際に行ったこと

初日には「たばこ」という商材に関する講義を丸一日かけて受講しました。他の参加学生とのグループワークが中心でした。「実際の商材を対象に、売上向上させるにはどのような施策をとるべきか」というテーマで議論を重ねました。施策はどのような手段をとってもよかったのですが、商材の強み・弱みなどをマーケティング手法を用いて分析する必要があり、この点は非常に苦労しました。

■インターンに参加して身についたこと・学んだこと

マーケティング手法の片鱗を実践的に学ぶことができました。また、何よりもたばこという商材の「人のこころを豊かにできる」おもしろさ、他の商材よりも自由度が低い中で実現可能性の高い施策を打ち出す過程におもしろみを強く感じて、自分の新たな側面を知れたことが一番の収穫だったと感じています。非喫煙者の自分が、偏見を捨ててたばこに触れることで、喫煙者を虜にする魅力を知る機会にもなりました。

■インターンに参加するメリットは?

このインターンには、非常に論理的思考が得意で知識も豊富な多くの優秀な学生が参加していました。運よくこんな自分も潜り込めたわけですが、グループワークを通じて明らかに実力不足だったのを痛感させられました。これにより、就活市場の「優秀な学生」と言われる人たちのレベル感を知ることができたことは、自分にとって大きなメリットでした。私自身、このインターンを境に、就活に真剣に向き合うようになりました。

また、就活におけるメリットはインターン期間中に毎日おいしいご飯に連れて行ってくださった社員さんたちとの関わり。交流を深める中で、企業の立場やその会社を選択した理由を直接伺うことができます。ある程度勤続されている社員さんのお話を伺えるため、OBを探さなくてもより濃い情報が得られると感じました。

■まとめ

自分に馴染みのない商材を扱う企業のインターンに参加することで、さまざまな発見が得られます。馴染みがないから選考に応募しないのではなく、馴染みがないからこそ詳しく知ろうと行動してみてから選考への参加を検討してみましょう。そのほうが、長期間携わる仕事を選ぶ立場である就活生にとっては、よりよい選択ができるはずです。時間と機会さえ許せば、できる限り多くの企業を見て回ることをおすすめします。

文・みゆ

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