通販まであった!大奥の女中も御用達だった?江戸時代の大人のおもちゃ事情 (2/2ページ)
最高級品の鼈甲(べっこう)の張形になると、なんと1両!当時下女の年収が約2両だったので、かなりの高級品であることがわかりますね。庶民にはとても手が届かず、専ら水牛や木で作った張形を愛用していたそう。
こんなユニークな淫具も?!中にはちょっと変わったものもあり、ヘイコノインポという性具は、垂れてきた女の愛液を集められるよう、張形の根本に皿状のものが付いています。不老回春の効果があると信じ、この愛液を飲んだり肌に塗ったりする男性もいたとか。
大奥の女中たちも御用達?四ツ目屋の客は、男性ばかりではありません。大奥の女中たちにとっても、淫具は必須アイテムでした。将軍のお手付きにななれない女性たちは、性への欲望を自分で処理するしかないのです。とはいえ、勝手に外出することができないので、江戸城に入れる許可を得た業者から、こっそりと四ツ目屋の道具を購入していたのだとか。
通販販売も行い、大量のチラシを作って全国で販売していた四ツ目屋。きっと、春画などを眺めながら、四ツ目屋のチラシを見てどれにしようか迷う人は多かったのでしょう。それにしても、この時代から四ツ目屋のようなお店が繁盛しているとはビックリですね。
参考文献:大江戸ものしり図鑑
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

