NHKが安室奈美恵の紅白出場に積極的ではない理由 (1/2ページ)

まいじつ

NHKが安室奈美恵の紅白出場に積極的ではない理由

大みそかの恒例、今年で第68回を数える『NHK紅白歌合戦』の出場歌手46組が発表されたが、毎年決まって噴出するのが「○○の出場はおかしい」、「なぜジャニーズばかり出るのか」という話だ。

特に今年は、来年9月で引退する安室奈美恵の名前が出場者のなかになかったことがメディアを賑わせた。

「あくまで1次発表で“隠し玉”があるという話もあります。その隠し玉が安室です。でも、出るなら隠す必要はないでしょう。交渉継続中というレベルで『出ない』と見る音楽関係者は多いです」(同・編集者)

安室は昨年、NHKのリオデジャネイロ五輪中継のテーマソングに『Hero』が採用されながら、発表前に落選が発覚している。

「紅白の出番はそれぞれ3分程度。しかし彼女はフルコーラスで歌いたいがために、10分の出演時間を要求しました。そのため、破談になったのです。今年は、時間は5分に短縮でもいいが、舞台装置、照明を自分専用にしろと要求し、さらに紅組のトリでとも言ったのです。NHKが交渉を打ち切ったかどうか分かりませんが、そこまでしたら、共演者が納得しないでしょう」(NHK関係者)

安室では視聴率がとれない?

紅白歌合戦のスタッフは、世間が騒ぐほど彼女に固執していないふしもある。

「安室を出しても、それほど視聴率が取れないと言われているのです。後半の平均的視聴率40%もいかないんじゃないかという悲観論まであるといいます。昨年、宇多田ヒカルが鳴り物入りで初出場をしましたが、出番のときの視聴率は41.6%と期待はずれでした。紅白で視聴率が42%以上取れるのは『嵐』、松田聖子、『X JAPAN』あたりです。NHK内部のデータでは、元『オフコース』の小田和正、がんで闘病中の『チューリップ』財津和夫、ちあきなおみが圧倒的な人気があります。過去2回紅白に出ている矢沢永吉も上位です。中森明菜、北島三郎の出場を望む声も非常に多い」(同・関係者)

しかし、民放テレビの紅白に関するニュースでは「安室を見たい」という街の声が続出している。

「いわゆるメディア調査のずるい手法で、一部の声だけを中心に使う“作為抽出”でしょう。

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