ニコニコ(く)発表会 川上「画質と重さは解決してない」 ニコキャスも復活
【簡単に説明すると】
・ニコニコ(く)の発表会
・改変はうまくいったか?
・ニコキャスが復活!
2017年11月28日に六本木のニコファーレにて行われたniconico(く)の発表会。本来は10月に改変される予定だった大幅な刷新だが、10月には間に合わなかったようで、11月28日に発表会を開催。
編集部では発表会に行ってきたので、その模様をお届けしたい。
発表会冒頭ではニコニコ(く)の映像が流れ、その後に司会の夏野剛氏、川上量生氏、栗田穣崇氏が登壇。
・画質と重さは完全解決?これについては川上氏が「完全に解決していない」とまだまだ改善の余地があるという。今後の予定は次通り。
・タイムシフトとチャンネルの高画質化
・スマホアプリの高画質化
このニコニコ(く)のためにストリームサーバー(Akashic、DMC)を自社開発。この2つが組み合わさることにより面白いことができるという。具体的には双方向機能を短期間で実装可能になったという。この機能により、実装されるのが「オープニング」「エンディング」「ニコニコQ」など。
新機能が使える新しいインターフェイスとしてニコキャスが復活。そこで動画と生放送が一体化したものとなっている。
・アンケートサイト『ニコニコQ』ニコニコ生放送のアンケートを刷新し、『ニコニコQ』というアンケートサイトを別で公開。これによりあらかじめ作っておいたアンケートを公開することができるという。また『ニコニコQ』のアンケートは別のサイトでも使うことが可能。
実際に発表会でアンケートを採ってみたところ「失敗する」が84%という厳しい結果となった。
生放送を観ているリスナーが参加出来るゲーム『ニコ割りゲーム』という機能。この日デモとして公開されたのはバッティングゲームで配信者やリスナーと競うことができる。
・放送中に休憩する機能放送中にトイレに行きたくなったら「休憩に入ります」とアナウンスとその後に動画が流れるという機能。本当にただそれだけ。
・配信者とリスナーとでほかの動画や生放送を観て盛り上がりたい配信者とリスナーとで、ほかの動画や生放送を観て盛り上がることが簡単になった。その名も『引用する』機能。今までのようにキャプチャー機材やソフトが必要無く、この機能だけで簡単にできるようになった。
・マルチカメラ機能PCで配信してる際にスマートフォンのカメラに切り替えることが出来る機能。スマートフォンを横にすると画角が広くなり、縦持ちにすると寄りの絵になる。
・ニコニコ新市場今までのニコニコ市場はアマゾンの商品だったが、ニコニコ新市場は機能を貼り付けることが可能。読みは「しんしじょう」となる。
・7年ぶりにリニューアルされたクルーズ今までのクルーズとことなり毎日更新されるようになったクルーズ。
・ニコニ広告も還元されるように今まではニコニ広告は一切還元されなかったが、今後はニコニ広告も動画投稿者や生放送配信者に還元されるようになった。これは朗報である。
※以下随時追記