就活で「第一志望群」の企業は何社あった? 就活経験者の約8割は……

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就活で「この企業から内定をもらえたら就活をすぐにやめる」といった、志望度の高い、第一志望の企業ってありますよね。1社ではなく、何社かそのような「第一志望群」といった企業がある/あった方は多いと思います。そこで、学生時代に就活を経験した、社会人歴5年目までのみなさんに、就活で「第一志望群」の企業は何社あったのかについて答えてもらいました。



■就活で「第一志望群」の企業はだいたい何社ぐらいありましたか?
※第一志望群とは、志望度の高い、第一志望に近い企業が複数あるときに使う表現です。

第1位「1社」213人(81.6%)
第2位「2社」14人(5.4%)
第2位「3社」14人(5.4%)
第4位「5社」7人(2.7%)

第一志望群の企業は1社だけだったという人が多いようです。続いて、それぞれの人の詳しい事情を見ていきましょう。

●第1位「1社」

・行きたい会社は決まっていた(女性/30歳/生保・損保)
・1つに絞った方が、対策も立てやすいと思ったから(女性/31歳/その他)
・最初はもっとあったけどあまり多いと面接の対策が大変だと考えて、両親に相談したりして最終的に数を絞ったから(男性/29歳/その他)
・昔からの夢だった(男性/18歳/建設・土木)

●第2位「2社」

・地方と国家公務員(女性/29歳/団体・公益法人・官公庁)
・対策を考えたらこんなようになった(女性/28歳/小売店)
・現実を見据えてこのくらい(男性/27歳/学校・教育関連)
・数を絞ったから(男性/24歳/金融・証券)

●第2位「3社」

・件数を絞って応募していたから(男性/26歳/商社・卸)
・意外に少なかった(男性/32歳/情報・IT)
・多すぎても手が回らないから(男性/26歳/団体・公益法人・官公庁)
・行きたい業界が決まっていたから(男性/26歳/団体・公益法人・官公庁)

●第4位「5社」

・第1志望のグループ会社も第一志望群に入っていたから(女性/25歳/アパレル・繊維)
・第1志望の会社の内容に近いところ(女性/24歳/学校・教育関連)
・最初はもっとあったけどあまり多いと面接の対策が大変だと考えて、両親に相談したりして最終的に数を絞ったから(男性/25歳/医薬品・化粧品)
・とにかく入社したいなと思った企業はすべて受けて、後悔しないようにしたかったから(男性/30歳/医療・福祉)

●その他

・志望業界の中で自分に合いそうな企業を厳選した(男性/34歳/金属・鉄鋼・化学)
・地元重視だから(男性/27歳/団体・公益法人・官公庁)
・順番をつけていなかったから(女性/24歳/金属・鉄鋼・化学)
・入りたい給与レベルとして(女性/29歳/情報・IT)

回答の8割以上が1社に絞っていたという結果となりました。時代時代によって、結果は大きく異なると思いますが、2017年の現在の売り手市場を反映した結果なのかも知れません。

いかがでしたでしょうか。昔、就活をしていたときに面接で志望度をきかれたときに、第一志望でない会社については「第一志望群です」と答えるとよいといわれたことを主だしました。第一志望を1社に絞ると、その会社の業界研究や、企業研究が深く出来てよさそうな反面、その会社がダメだったときのダメージが大きそうですね。回答にあった「受かった会社が第一志望」という考え方もよいのかもしれません。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年8月
調査人数:学生時代に就活を経験した、社会人歴5年目までの社会人261人(男性75人 女性186人)

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