とんねるず番組が打ち切り回避?”閉店商法”で延命探るフジテレビの社内事情

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とんねるず番組が打ち切り回避?”閉店商法”で延命探るフジテレビの社内事情(写真はイメージです)
とんねるず番組が打ち切り回避?”閉店商法”で延命探るフジテレビの社内事情(写真はイメージです)

 フジテレビの定例社長会見が1日に行われ、宮内正喜社長と同席した石原隆編成統括局長は、終了が噂された同局の『とんねるずのみなさんのおかげでした』について「事実ではございません。仮の話ですので、現時点では何も決まっていません」と継続を匂わせる発言をし、波紋が広がっている。

『みなおか』は『めちゃ×2イケてるッ!』(同局)とともに、11月3日にスポーツ各紙が来年3月での終了を伝えていた。両番組の打ち切り説はこれまで何度も出ていたが、今回は『めちゃイケ』の方でたむらけんじ(44)によるフライング終了発表があったり、番組内でも正式に終了を告知していたことから、同じく打ち切り情報の流れた『みなおか』も同時に終了するものだと業界内外で誰もがそう思い込んでいた。

 こうした打ち切り否定報道には、SNS上でも「だまされた」「すでに死に体なのに」「保毛尾田のほとぼり冷めたから継続って?」「フジ終わってるな」「めちゃイケはスケープゴートw」「出たー! 終わる終わる詐欺」など批判的な声が大勢を占めている。

「今回の『みなおか』継続の背景には、石橋貴明(56)と昵懇の日枝久元会長の院政が続いていることがうかがえます。『みなおか』は視聴率も17年は軒並み6〜10%以下、裏番組や『食わず嫌い』のゲスト次第で4.8%(6月8日)という回さえあった。30周年SPで保毛尾田保毛男がLGBT団体に抗議されたことを考えれば、『めちゃイケ』同様に終了してもおかしくない状態だったはずです」(テレビ局関係者)

■低視聴率にLGBT…炎上回避の閉店商法か?

 だが、番組存続の危機にあった『みなおか』はなぜ継続することになったのか。別のバラエティ番組の構成作家は次のように説明する。

「業界内には同番組はこれまでも”閉店商法”で番組終了を回避してきた、と見る向きも多い。世論でバッシングされたり、視聴率の低下で局が改編を考える時期になるたびに、必ず特定のスポーツ紙がまことしやかに『みなおか』の終了情報を報じています。タレントが次々と高額商品を買わされる『買うシリーズ』や15年に石橋が西内まりや(23)の胸を触った時も騒ぎになりましたが、タイミングよく”終了説”が浮上して世論の怒りが収まった後、番組は何事もなかったように続いてきました。これは番組の関係者が、意図的に子飼いのスポーツ紙にリークして、ガス抜きをしていたのではないかと言われているんです」

 閉店を匂わせ、惜しむ客を呼び込みながら、いつまでたっても閉店はしない。今回もLGBT問題で世論はバッシングし、終了やむなしのムードになっていた。しかし『めちゃイケ』とともに「番組終了」が伝えられると批判はパタリと止み、終了を惜しむ声すら上がり始め、ほとぼりがさめた頃に「マスコミが騒いだだけ」と知らぬ顔……。

 同番組(前『おかげです』も含め)30年の最高視聴率29.3%を記録したのは、フジテレビがまだ視聴率三冠王と言われた1989年。とんねるずこそフジテレビの象徴なのだ。凋落が止まらないフジテレビは、延命に必死のとんねるずと心中覚悟なのかもしれない。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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