動物に感覚や感情はあるのか?では魚は?その科学的な見解とそこに至るまでの経緯 (4/5ページ)

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・魚にも感情がある


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 きっとこれに関連する研究で一番意外に思われるものは、感情などないと考えられることが多い魚にすらきちんと認識できる性格があるということだろう。

 そして魚の性格が、寄生虫に寄生される確率や、回遊中に障害となる流れを泳いで越える能力に影響することが判明している。

関連記事:魚にも個性がある。科学者がグッピーに試練を与えたところ個体差があることが判明(英研究)・動物の感覚や感情に関する研究が重要である理由
 こうした動物の感情や性格、苦痛・恐怖・ストレスを感じる能力に関する研究が重要である理由は、それが彼らの福祉に大いに関係しているからだ。

 法律で動物の感覚性が認められているかどうかとは関係なしに、動物は日常的な状況において苦痛を強いられている現状がある。

 かつて人間は同じ人間すらとしても奴隷として扱っていた。だが時代は変化している。人権が尊重される先進的社会では、動物の権利も尊重されるべきであるという意見も多くでている。

 彼らの感覚や感情を理解することで、手荒い扱いを避け、彼らの恐怖やストレスを緩和することはできるはずだという。

 法的に彼らが情感ある存在であると認められていなければ、我々が尊重すべき動物の福祉を守ることはなお一層難しくなるだろう。
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