広瀬すず「残念なベリーショート」で思い出される先輩女優の黒歴史とは

アサジョ

広瀬すず「残念なベリーショート」で思い出される先輩女優の黒歴史とは

 来年1月期のドラマ「anone」(日本テレビ系)で主役を務める広瀬すずの役衣装が12月4日に披露された。家族を失い、生きる方法さえ見失ってしまった少女を演じる広瀬はおなじみのボブカットをばっさりと切り落とし、ざっくりしたベリーショートに変身。高校を卒業して増してきた艶っぽさに抗うかのように、ボーイッシュな雰囲気を醸し出している。

「役柄に合わせたイメージチェンジという意味では大成功ですが、19歳女性として見た場合は正直あまり似合っていませんね。広瀬のような濃い顔つきの場合、ショートにするとボーイッシュさが過剰に強まるのが難点。同じベリーショートでも毛先をキレイに揃えればサブカルっぽさを演出できるのですが、今回の髪型はまるで昭和の男性アイドルさながらです。『社会からはぐれた少女』をこの髪型で表現しているのであれば、センスの古さを疑ってしまいますね」(女性誌のライター)

 本作は、26年前の大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)などを手掛けた脚本家・坂元裕二氏による書き下ろし。坂元氏の名前が発表された時点で「現代の若者を描けるの?」と不安視されていた。

 ともあれ、広瀬の可愛らしさや艶っぽさをあえて削いだかのような今回の髪型。このイメチェンに、ある先輩女優の黒歴史を思い出す人もいるようだ。芸能ライターが指摘する。

「08年の映画『20世紀少年』に出演した平愛梨です。当時23歳の新進女優だった平は、原作マンガに登場するカンナというキャラを再現するため、長い髪をばっさりとカット。たしかに髪型はそっくりになったのですが、平の濃い顔つきに切りっぱなしの髪型は不釣り合いで、不自然な存在感を醸し出していました。平や今回の広瀬を見ると、たとえ美人でも合わない髪型があることを実感させられますね」

 果たして広瀬は、そうした違和感を演技力でカバーできるのか。別の意味で注目を集めそうだ。

(白根麻子)

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