サッカーワールドカップ日本代表、南米勢からの初勝利なるか? (2/2ページ)
この試合、試合展開が特に見せ場もなく進んだため、「日本人とパラグアイ人以外は興味のなかったゲーム」と揶揄されたと言われている。
まだ記憶に新しい前回のブラジル大会、グループリーグ最後に当たったコロンビア代表にも、力の差を見せつけられ敗れている。前半、先制された日本代表はロスタイムに岡崎のヘディングシュートで同点に追いつく。理想的な展開で後半を迎えるも、途中交代でハメスロドリゲスが投入されると、完全にコロンビアに主導権を握られる。後半、ハメスロドリゲスのゴールもあり結局、1対4で敗戦。当時、一部の日本代表選手によって「自分たちのサッカー」で「ワールドカップ優勝」すると発せられていた理想は、コロンビアに子ども扱いにされたかのようなこの戦いで、木っ端微塵に打ち砕かれた。
ロシア大会では再びコロンビアとの対戦が決まり、リベンジを果たせるか大きな注目が集まる。同時に、南米勢との通算5度目の対戦でもあるこの試合、果たして「鬼門」は打ち破ることが出来るだろうか。(佐藤文孝)