国内開催なのに?フィギュアGPファイナル「録画放送」にブーイング!

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国内開催なのに?フィギュアGPファイナル「録画放送」にブーイング!

 12月7日から10日にかけて開催された「フィギュアスケートGPファイナル」。男子シングルは宇野昌磨のみの出場となったものの、女子シングルは宮原知子、樋口新葉の2名が決勝に駒を進めたことから、中継を楽しみにしていたファンも多かったようだ。

 競技開始時間に合わせたように連日19時頃からテレビ朝日系列で中継されたが、ライブ中継ではなくまさかの録画。視聴者からは「自国開催で録画ってなぜ?」「もう結果わかっちゃったから見ないわ」「生放送しない意味がわからない」など大ブーイングが起こった。

「とくに女子シングルはまれに見るハイレベルな戦いで、9日のフリーの結果しだいで順位が決まるのは明らかでした。ところがテレビで滑走順3番目の樋口新葉が映った時には、実際には6人全員が滑り終わっていた。今はライブストリーミングでスマホでもリアルタイムで中継が見られるわけで、早く結果を知りたい人や生で競技を楽しみたい人はこちらを利用していた。ツイッターなどで感想が書かれることで結果も入ってきてしまうので、テレビを見るのをやめてしまった人もいたようです」(エンタメ誌ライター)

 9日の女子フリーの平均視聴率は10.3%。昨年は男子と女子のフリーが同日開催だったこともあり男女フリーの平均視聴率は17.8%だったが、フランス開催のため録画でこの数字だった。テレビ局の事情もあるだろうが、このような放送を続けていれば、若い人のテレビ離れはますます加速してしまうかもしれない。

(笠松和美)

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