祭壇にお供えする「一杯飯」と「枕団子」の由来を紹介! (2/2ページ)

心に残る家族葬



六道とは死して迷いのある者が輪廻する6つの世界の事であり、現世での行いに応じて死後六道のどこに行くかが決まる。それぞれ天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道があり、これらになぞらえて枕団子を6個用意するのである。

■枕団子の由来とは

一番有力なものとされている説がある。
釈迦が涅槃に入る際に如来から授かった香飯(香美にして食すれば安穏とされる大変に珍しいもの)を無辺菩薩に献上された際に釈迦が辞退して食さず亡くなった為、死後これを供えた。この香飯が枕団子に変じたという。

また、釈迦が腹を痛めた際に弟子たちが食事をすり潰し団子にして食べやすくしたという説もあるが、釈迦が由来である事に間違いは無さそうだ。

■最後に…

宗教や地方により枕飯の事情は変わる。

例えば浄土真宗はこれらを供えない事が多く、また地方によっては枕団子がいっぱい飯の役割を果たす為団子のみ供える事もある。実に様々な風習だ。皆さんの家ではどうだろうか?

余談だが、私の友人の曽祖母は106歳の大往生だったが、葬儀の際、家の習わしで長寿の故人にあやかり枕団子を106個作って供えたという。友人は団子作りを手伝ったそうだが、勝手は大戦争で作り終える頃には腱鞘炎一歩手前であったという。

葬儀を終えた友人の手首から湿布の香りが暫く絶えなかった。

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