日本人の留学生数は社会人を含めると20万人超も視野に ~『一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査2017』調査レポート~ (4/6ページ)
【2016年の留学トレンド】
1)欧米圏のシェアは大きいが、アジアのシェアが17%強
北米、ヨーロッパ、オセアニアの留学国が全体シェアの80%強を占め、引き続き留学地として不動の人気を誇る。一方で、フィリピンやシンガポール、中国、韓国、台湾などのアジアのシェアが17%強もあり、アジアで学ぶ日本人も一定数いることが伺える。
2)その中でもフィリピンの躍進が大きくニュージーランドを抜いて5位に
単体では近年留学先として人気を博しているフィリピンがニュージーランドを抜いて、アメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリスに次ぐ5番目の留学渡航先となる。
3)中学・高校生のシェアが全体の19.2%を占める
2020年の大学入試改革の中で、英語教育は劇的変化の中にあり、中学・高校の英語教育も見直しが進んでいる。特に「なぜ語学を学ぶ必要があるのか?」という動機づけを海外留学の中で培える部分と、日本国内では難しいスピーキングのレッスンを実践的に積むことができる部分が評価されていると伺える。
【今後の留学トレンド】
1)2020年の大学入試改革を見据えた留学生の若年化
2016年のトレンドから引き続きとはなるが、2020年の英語入試改革に向けて留学生の若年化が進む。具体的には親子留学、中高生の留学は躍進していくと推測できる。また、小学生の英語教育も変化の中にあるため、今後は小学生の留学も増えていくと思われる。
2)海外大学進学者の増加
2020年の英語入試改革の中で、英検、TOEFL、IELTSなどの外部試験も利用される可能性は高い。高校生のグローバルに通じる英語力が向上し、そのまま海外出願も可能なスコアを持つ学生も増加していく。2020年前後において、日本国内の大学のみではなく、海外の大学進学を志す高校生が増加していくことと推測できる。