ボブ・サップが薬物依存でDV疑惑?朝青龍との対戦見送りや逮捕の可能性も

デイリーニュースオンライン

ボブ・サップが薬物依存でDV疑惑?朝青龍との対戦見送りや逮捕の可能性も(写真はイメージです)
ボブ・サップが薬物依存でDV疑惑?朝青龍との対戦見送りや逮捕の可能性も(写真はイメージです)

 格闘家のボブ・サップ(44)と6年間交際し、マネージャーでもあった女性が、サップから度重なるDVを受けていたことを、『週刊文春』(文藝春秋/17年12月28日号)で告白し、サップのイメージとはかけ離れた陰惨な暴行ぶりに波紋が広がっている。

「女性(A子さん・39)の証言によれば、サップは11年頃から人が変わったように、『浮気しただろ』などとホテルや新幹線で罵倒するようになったといいます。その後、12年12月10日に暴行が始まり、この時は高さ1.5メートルから床に投げつけ、さらに全身を殴打。何時間にもわたり暴行を続けたのだとか。その後もA子さんはサップから日常的に暴力を受け続け、バリカンで髪を3回も切られ、港区のホテルで室内が血だらけになるほど殴られ、ホテルから20万円請求されたそうです」(週刊誌記者)

 文春オンラインに掲載されたA子さんの写真は、殴打後のアザで顔がふくれあがり、体中に痛々しい傷跡が残されている凄惨な姿だった。

 サップは身長200cm・体重145kgの巨漢ながら、その獣のごとき身体に見合わぬ愛嬌と、ワシントン大学で薬学を修めたインテリの側面で日本のお茶の間の人気者になっている。そのサップにまさかのDV発覚で、SNS上でも「この身体で殴られたら女性は死ぬだろ」「米国じゃ即懲役のレベル」「最低。文字通り身も心もビーストだったのか」「メンタルの弱さは知ってたが、こういう奴は弱い者をいじめるんだよな」「6年も耐えたのか。この女、曙より強いかも」と批判の声が飛び交った。

■睡眠薬に筋肉増強剤など薬物使用の痕跡も?

 注目すべきは、サップがDVに及んだ背景である。A子さんは同誌の取材に「睡眠薬の常用」に加え、筋肉増強剤や興奮剤の使用を証言している。DVに堪え兼ねたA子さんが逃げ出そうとするたびに、サップは『俺はもう死ぬ』と泣き出し、大量の睡眠薬を飲み自殺をしようとし、試合が近づいてくるとサップは筋肉増強剤や興奮剤も使用し、暴力はいっそう激しくなったという。

「サップの言動に不自然なところがあったのは、格闘技関係者の間でも有名です。10年12月31日の『Dynamite!!』では当日になってから突然『試合に出たくない』と会場控室に閉じもりドタキャン騒動を起こしている。K1のオランダ大会でも同じようにギャラの値上げ交渉絡みでドタキャンをするなど、メンタル面でかなり不安定な部分が目撃されている。いま思えば薬物の副作用は否めません。また、あの作り物のような肉体にも『NFLを追放されたのはステロイドだった』という話があり、サップが活動しているのもドーピング検査が義務付けられていない日本や韓国が中心。薬物に厳しいアメリカで格闘家として活動できないのはそんな背景があります。サップは来日後もヒト成長ホルモンを使用してたという噂も絶えませんでした。異様に目をギラつかせ、ハイテンションで入場していたのも今考えると興奮剤の症状に似ています」(格闘雑誌編集者)

 命のやり取りをする格闘技の世界、その極度のストレスが”怪物”を追い込み、薬物への依存に繋がったのか。だが、その怪物がひとたび女性に拳を振るえば、それは即「殺人」に近い行為となる。サップは今年12月31日には『KYOKUGEN』(TBS系)で野生グマとの対決が、そしてAbemaTVでは『朝青龍を押し出し たら1000万円』企画に出演する予定だった。業界筋では早くも「放送の見送り」と芸能界からの永久追放が囁かれている。それどころか、刑事事件に発展する可能性も十分に考えられるだろう。獣(ビースト)の行く先は、もはや檻の中しかないのかもしれない。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
「ボブ・サップが薬物依存でDV疑惑?朝青龍との対戦見送りや逮捕の可能性も」のページです。デイリーニュースオンラインは、ボブ・サップエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧