「考える時間がない」多忙な職場を改善するためのリーダーの思考法 (2/3ページ)
これを続けていけば、おのずと時間が捻出できるようになります。忙しいからこそ踏み出す。それを同時にやってみることが、マンネリ感から抜け出すうえで重要です。
――その一歩を踏み出すときに、潮田さんはどのくらい先の未来まで考えますか?潮田:私は3年くらい先に自分がこうなっていればいいなということを意識しています。ただ、あまり先ばかり考えるとやらないといけないことばかりになるので、まずは半年で何ができるのかを考えますね。
私のスケジュールは薄型A4サイズで、年間スケジュール表があるほかに、見開きのA3サイズで1ヶ月のスケジュールが見渡せるようになっています。年間、月間のスケール感で物事を考えることができるので、おすすめです。見開きで1週間ごとの手帳を使っていらっしゃる方も多いと思いますが、そうなると目の前のことでいっぱいになりますよね。
パソコン、タブレット端末、紙などさまざまなツールがありますが、どのようなものであっても、短期と長期の両面で考えられるものがおすすめだと思います。
潮田:コスト削減を求められたり、失敗が許されなくなって追い込まれている職場は多いですよね。こうした職場は確かに思考停止に陥りやすいのですが、上司のマネジメントでそこから脱却することができるはずです。
それは現状維持をOKとせず、チャレンジを推奨する風土を作り上げることです。追い込まれている職場の多くは「チャレンジする暇がない」という状況に陥っていると思うのですが、上司の立場にある人は「小さなことから変えてごらん」と呼びかけてあげましょう。
また、上司は部下の失敗に対して寛容であることが大切です。本書でも「失敗は成功に向かう途中のフィードバックである」と書いていますが、失敗には必ず学びがあるんですね。一番良くないのは何もやらない状態を放置し続けること。上司はもし部下から「こんなことやりたい」という提案がきたら一度受け止めてあげましょう。「何言ってるんだ、無理だろ」という言葉は禁句です。