「考える時間がない」多忙な職場を改善するためのリーダーの思考法 (1/3ページ)

新刊JP

『新版“思考停止人生”から卒業するための個人授業』の著者、潮田、滋彦氏
『新版“思考停止人生”から卒業するための個人授業』の著者、潮田、滋彦氏

「働き方改革」が至るところで叫ばれていた2017年だったが、「時短」ばかりが叫ばれて仕事の効率化できていなかったり、より忙しくなってしまっていたりする職場も珍しくないだろう。

これまでの空気をガラッと変えるならば、職場全体を「思考停止状態」から常に全体が考える組織にしなければいけない。そこで参考になるのが『新版“思考停止人生”から卒業するための個人授業』(ごま書房新社)である。

新刊JPによる本書の著者・潮田、滋彦氏のインタビュー。前編では個人の思考停止にフォーカスしたが、後編では職場の思考停止についても触れていく。リーダーやマネージャー、経営者層にもぜひ読んでほしい。金言が詰まっているはずだ。

(新刊JP編集部)

■チームの「思考停止」を改善するために上司がすべきこととは? ――改めて「思考停止」とはどのような状態なのか教えていただけますか?

潮田:考えることをやめてしまった状態、深く考えずに動いている状態です。人の話を鵜呑みにしたり、物事の表面だけしか見ていなかったりする特徴がありますね。また、いつも同じ毎日の繰り返しという人も「思考停止状態」です。

――そのほうが楽なんですよね。

潮田:その通りです(笑)。効率的ですし、一概に悪いことばかりではないとも思うのですが、これが習慣として根づいてしまうと、その先に行くことができなくなるのです。そこから抜け出すために、どんなに小さなことでも新しい習慣を何か一つでも身に付ける姿勢を持つことが大切です。

――今年は「働き方改革」が流行語になるなど、組織としての働き方が問われました。本書では職場全体が思考停止になっているケースも取り上げていますが、働き方が変えられない組織は「忙しさがすべてに優先している」という特徴が一つあると思います。

潮田:(笑)よくありますよね。私もとにかく忙しい毎日を送っていますが、その中でいつも意識していることは、「時間は作るもの」だということです。

それはまとまった長い時間ではなく、短い時間でもいいわけです。自分なりに今の状況を整理して、今日できる一歩を踏み出すことが大切です。

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