キタキターーッ!日本画家・上村松園の代表作「序の舞」が修復完了しいよいよ一般公開へ (1/3ページ)

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キタキターーッ!日本画家・上村松園の代表作「序の舞」が修復完了しいよいよ一般公開へ

明治時代〜昭和時代にかけて活躍した美人画の大家・上村松園。男尊女卑の強い時代ゆえ、男性画家から「女のくせに」と嫉妬や憎しみの対象にもなっていたといいます。
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松園の作品には、そんな時代を強く生きた女性の気高さが感じられ、強さの中にうかがえる上品さは、まさに上村松園の人生が投影されているようです。

そんな上村松園の代表作で超人気作の「序の舞」(重要文化財)。

上村松園「序の舞」

「序の舞」とは、能楽の中でも上品な気分を漂わす格の高い舞のひとつ。描かれている女性は、上村松園の息子の松篁夫人たね子がモデルをつとめたんだそうです。

この作品は制作から80年近くが経過していたため、本紙と絵具との接着力が低下し、絵具層の粉状化が進行するなど、作品の保存状態が悪化していました。そのため、2015年に劣化を防ぐために本格的な修理にはいりました。

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