ウンナンvsダウンタウン、超人気コンビの「ライバル30年史」 (2/3ページ)
彼らはライバルというか同期というか、認め合っていました」
■『ガキの使いやあらへんで!』がスタートし、デッドヒート!
そこから先に歩み出たのは、ダウンタウンだった。本格的な東京進出を機に、89年10月から今も続く『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日テレ系)がスタート。ウンナンもすぐに後を追う。90年4月放送開始の『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』(フジ系)が好評を博し、番組は『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(同)として国民的番組に急成長した。
そしてデッドヒートのごとく、ダウンタウンは91年12月に『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジ系)を開始。しかし、ウンナンの失速は突然やってくる。「93年6月24日、『やるやら』収録中、香港のバンドメンバーがセットから転落して数日後に死亡。そのまま番組は打ち切りになりました」(テレビ局関係者)
一方のダウンタウンは、93年に『ダウンタウンDX』ほか、レギュラー番組が急増加。浜田雅功は95年に歌手として紅白出場を果たし、松本のエッセイ本は200万部を売り上げ、あまりの人気ぶりに首相官邸にも呼ばれたほどだ。お笑い評論家のラリー遠田氏も、こう話す。「先に全国区で有名になったのはウンナンでしたが、ダウンタウンはテレビの他、歌や本などで一世を風靡し、時代の波に乗った。ですが、97年に『ごっつ』が突如終了、転換期が訪れ、伸び悩む時期が来ます」
『ごっつ』終了はさまざまな憶測を呼び、松本への批判も少なくなかった。一方、ウンナンは前年から『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日テレ系)で、ドキュメントバラエティ路線を極めていく。
■『世界の果てまでイッテQ!』などにも踏襲され…
さらにウンナンは、98年に念願のコント番組『笑う犬の生活-YARANEVA』(フジ系)を開始、大当たりした。「制作側としては、ウンナンはどんな番組にもハマりやすいマイルドな安定感があるため、番組に起用しやすいし視聴者も安心できる。それが今の『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ系)や、『ヒルナンデス!』(同)にも踏襲されています。