「宝くじ」という名のボッタくりシステム ~その6~ (2/2ページ)
その業者がどこの売り場に、どれだけ持って行こうが、その裁量は任されている。宝くじ券の番号は、確実にデータ保存されているので、どこの売り場で、1等が出たかは分ります。1等が出た売り場は、それを宣伝することによって人気が出て販売量も伸びるから売り上げも上がります。そこで戦略的に1等の出た売り場を操作するのです。例えば地方で出たのに都心の売り場で出たようにする。みずほ銀行が関与している問題ではありませんが、一般業者のように縛りがきつくなく、販売箇所も販売量も多いハーデスなら何とでもなる。チャンスセンターの宣伝を真に受けてはいけません」(同・関係者)
当たり売り場だからと、長時間を無為に過ごす行列に加わり、当たらない宝くじを買うのがいかにバカらしいことか……。
(了)
【画像】
Graphs / PIXTA(ピクスタ)
【特集:「宝くじ」という名のボッタくりシステム】
#6「宝くじ」という名のボッタくりシステム ~その6~