遺伝子の突然変異により、痛みを感じないイタリアの家族「マルシリ症候群」 (3/3ページ)

・この遺伝子を研究することで新たな鎮痛剤の開発が期待される
コックスらは、この遺伝子が痛みの感覚の軽減にいかに関与しているのかを正確に調べたいと思っている。
うまくいけば、同じ効果が得られる鎮静剤の開発が可能になるかもしれない。現状の治療ではなかなか消えない慢性的な痛みに苦しむ人たちのためになるかもしれないのだ。
逆にマルシリ家族の無痛症を逆転させ、正常に戻すことも可能になるかもしれない。
だが、どうやら家族はそれを望んでいないようだ。通常の痛覚を望むかと訊いたところ、彼らはノーと答えたと言う。
References:sciencealert / bbc / newscientist / BBC
彼女たちは痛みと熱に対する感覚があまりない。なので激辛料理も普通に食べられるのだそうだ。もちろん感覚がないというだけで体には異常をきたしているために、激辛チャレンジとか参加しないほうがよいだろう。