「東西金杯」で初儲けする「波乱の法則」(2)中山は1番人気馬が好成績! (1/2ページ)
金杯は東西とも荒れる重賞として知られるが、近年はそれほどでもない。専門誌トラックマンが話す。
「かつては、お正月を挟んだ変則日程のため、馬を仕上げるのに苦労しましたが、今は調教施設の充実や外厩の頻繁な使用などもあって、苦労が減ってきた。馬がキッチリと仕上がれば、当然、結果のほうも、おおむね力どおりに収まりますからね。大荒れが少なくなったのは、それが要因の一つでしょう」
それでも、中波乱はしばしば起きており、難解なレースであることは確かだ。
まずは中山金杯を見ていこう。
過去5年は1番人気馬が全て馬券圏内にきているが、1着は17年のツクバアズマオーのみで〈1 1 3 0〉。3連系の軸ならいいが、連軸として買うには少々頼りない数字だ。
また、5年のうち3回は5番人気以内の3頭で決着。残り2回も6、8番人気馬が2着に食い込んでいるものの、馬連の平均配当は2890円、3連複は3380円となっている。
顕著な傾向としては、トップハンデ馬が全て馬券に絡んでいることは強調していいだろう。それに対して、53キロ以下の馬は〈0 0 0 29〉。いくらハンデ戦だからといっても、むやみに軽量馬に飛びつくと痛い目にあうかもしれない。
7・8枠に入った馬の成績が極端に悪いのも見逃せないポイント。09年以降は〈0 0 0 37〉と一度も馬券に絡んでいないのだ。
「外枠の馬はスタートしてから1コーナーまで距離がありますし、レースをしづらい。たとえフルゲート(16頭)に満たなくても成績は悪いですね。17年も2番人気に支持されたストロングタイタンが7枠10番に入り、9着に敗れています」(トラックマン)
そして忘れてならないのは、関西馬の攻勢だ。00年に京都金杯が1600メートルに短縮して以来、関西の中距離馬は中山をターゲットとして、結果も出している。
過去10年で6頭が勝利を収めており、そのうち二度はワンツー決着。