「東西金杯」で初儲けする「波乱の法則」(3)京都の岩田騎手は迷わず買い (1/2ページ)

アサ芸プラス

「東西金杯」で初儲けする「波乱の法則」(3)京都の岩田騎手は迷わず買い

 一方の京都金杯は、中山以上に荒れ模様だ。16年は1、2番人気馬が馬券に絡むことができず、13番人気のテイエムタイホーが2着に好走。穴党を大喜びさせた。

 顕著な傾向は、内枠馬が圧倒的に強いこと。過去10年では次のとおりだ。

1枠〈3 3 1 13〉/2枠〈2 1 1 16〉/3枠〈1 3 3 13〉/4枠〈3 1 2 14〉

 5枠以降で勝利馬が出たのは08年の5枠9番エイシンデピュティ1頭だけで、馬番が2桁の馬は〈0 2 3 69〉とさんざんな成績だった。

 ただし、今は多くのファンが「内枠有利」と見ているので、少しくらいの人気薄が絡んでもビックリするほどの配当にはならない。

 もし、ビッグな配当を狙うのなら、外枠の人気薄。16年のテイエムタイホーがいい例だ。

 7枠14番に入った同馬は、先行力を生かして2着。勝ったウインプリメーラとの馬単が2万3080円。3着はミッキーラブソングで、3連複6万3710円、3連単34万7310円の高配当を提供した。

「このレースで見逃せないのは、ウインプリメーラとテイエムタイホーの馬体重が前走より2キロ減っていたこと。それに対して、1番人気で10着に敗れたトーセンスターダム、3番人気で12着のオメガヴェンデッタは、ともに前走より8キロ増でした。惨敗した人気2頭は8枠16番、5枠9番と外枠が響いたことも確かでしょうが、馬体をしぼれなかったのも敗因でしょう」(前出・スポーツ紙デスク)

 冬場は馬体増で出てくる馬が多いので、当日の馬体重のチェックは重要だ。

 内外の差が激しい京都金杯だが、追い込み馬がダメというわけではない。この10年で6回馬券に絡んでおり、10年、14年などは、ともに追い込み馬同士で決まっている。10年はライブコンサートとスマートギア、14年はエキストラエンドとオースミナインだ。

 ただ、この4頭は全て内枠でもあった。

「「東西金杯」で初儲けする「波乱の法則」(3)京都の岩田騎手は迷わず買い」のページです。デイリーニュースオンラインは、京都金杯東西金杯週刊アサヒ芸能 2018年 1/4・11合併号岩田康誠競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧